ドコモ光のルーター01を手にしてセットアップでつまずき、不安に感じている方は多いはずです。
初期接続やWi‑Fi設定、IPv6(IPoE)やポート開放、さらに速度低下や接続トラブルまで、やることが多くて戸惑いやすいのが問題です。
本記事ではドコモ光ルーター01の設定を初心者にもわかりやすく、手順ごとに丁寧に解説します。
初期セットアップから無線設定、IPv6設定、ポート開放、中継機化、トラブル対処や速度改善、セキュリティまで実践的にカバーします。
まずは準備と本体接続の手順から確認していきましょう。
ドコモ光ルーター01の設定方法(初期セットアップと接続確認)

ドコモ光ルーター01の初期セットアップと接続確認の手順を手短にまとめます。
準備するもの
本体と付属品が揃っているかを確認してください。
契約情報や初期ログイン情報はあらかじめ手元に用意しておくとスムーズです。
- ドコモ光ルーター01本体
- 電源アダプタ
- LANケーブル
- ONUまたは光コンセントの接続先
- プロバイダ契約情報(必要な場合)
本体の接続手順
ルーターの電源を切った状態で配線を行ってください。
光回線終端装置 ONU のLANポートとルーターのWANポートをLANケーブルで接続してください。
ルーターの電源アダプタをコンセントに接続して電源を入れてください。
前面または背面のランプが点灯して安定するまで待ってください。
設定画面ログイン
パソコンやスマートフォンをルーターに接続してください。
ブラウザのアドレスバーに初期IPアドレスを入力して設定画面にアクセスしてください。
初期IPアドレスは本体底面のラベルや付属のマニュアルで確認してください。
ログイン画面が表示されたらラベル記載の初期ユーザー名と初期パスワードでログインしてください。
インターネット接続設定
設定画面のインターネット設定メニューを開いてください。
自動取得 DHCP を選ぶかプロバイダ指定の接続方式を選択してください。
プロバイダから指定されたユーザー名とパスワードがある場合は入力してください。
設定を反映させてインターネット接続が確立されることを確認してください。
無線LAN(Wi‑Fi)設定
無線設定のメニューに進んでください。
2.4GHz と 5GHz の無線の有効化を確認してください。
項目 | 初期値 |
---|---|
無線規格 | IEEE802.11ac |
SSID 2.4GHz | docomo-xxxx-2G |
SSID 5GHz | docomo-xxxx-5G |
暗号化方式 | WPA2-PSK |
SSIDとパスワード設定
SSID は分かりやすい名前に変更してください。
スマートフォンや家族が識別しやすい名称を設定すると便利です。
パスワードは英数字記号を組み合わせた強固なものに変更してください。
WPA2 以上の暗号化方式を選んでセキュリティを確保してください。
設定の保存と再起動
すべての設定を行ったら設定画面で保存ボタンを押してください。
保存後にルーターの再起動が必要な場合は再起動を実行してください。
再起動中は接続が一時的に切れるので落ち着いて待ってください。
接続確認方法(有線・無線)
有線接続はPCをLANケーブルで接続してブラウザでインターネットにアクセスしてください。
無線接続は設定したSSIDを選んでパスワードを入力して接続してください。
接続できない場合はルーターのランプ状態を確認して接続箇所を見直してください。
必要に応じて端末のIPアドレスやDNS設定を確認し再試行してください。
ドコモ光ルーター01のIPv6(IPoE)設定手順

ドコモ光ルーター01でIPv6のIPoE接続を使うと通信が安定して速度が改善する場合があります。
以下は実機操作に沿った具体的な手順と確認方法、よくあるトラブルとその対処法です。
IPv6対応確認
ルーター本体の仕様でIPv6対応を確認してください。
ルーター背面や同梱の書類にIPv6やIPoEの表記があるかをチェックしてください。
ご契約のドコモ光側でIPv6(IPoE)サービスが有効になっているかを確認してください。
プロバイダ側で申し込みや追加設定が必要な場合があるためプロバイダのマイページや案内をご確認ください。
IPoE設定のやり方
ルーター設定画面へはパソコンやスマホのブラウザからルーターの管理画面にアクセスしてください。
- ルーターの管理画面にログイン
- ネットワーク設定メニューを開く
- IPv6またはIPoEの項目を選択
- IPoE(v6プラスなど)を有効化
- 設定を保存してルーターを再起動
管理画面のIPアドレスやログイン情報はルーター本体ラベルやサポート資料を参照してください。
一部のプロバイダでは接続先情報の入力が不要で自動で割り当てられます。
設定後は必ずルーターを再起動して設定を反映させてください。
IPv6接続確認
ルーターのステータス画面でWAN側にIPv6アドレスが割り当てられているかを確認してください。
割り当てられたアドレスがグローバルアドレスであることを確認してください。
パソコンやスマホでIPv6対応サイトに接続して正常に表示されるかを確認してください。
外部のIPv6接続確認サイトを利用してIPv6での到達性をチェックしてください。
IPv6のよくあるエラー対処
以下は発生しやすい問題と対処のヒントをまとめた一覧です。
問題 | 対処法 |
---|---|
IPv6アドレスが割り当てられない | ルーター再起動 プロバイダ回線ステータス確認 管理画面でIPv6が有効か確認 |
通信が遅いまたは不安定 | ルーターの最新ファームウェア適用 有線接続で速度確認 IPv4とIPv6の切り替えテスト |
一部サイトにアクセスできない | DNS設定の確認 IPv6無効化での接続テスト プロバイダへ障害確認 |
設定が保存されない | ブラウザキャッシュクリア 別ブラウザでの設定試行 初期化と再設定 |
ドコモ光ルーター01でポート開放する手順

ドコモ光ルーター01でポート開放を行う際に必要な流れをわかりやすくまとめます。
ポート開放の準備
ルーターの管理画面にログインできる管理者アカウントを確認します。
開放したい機器のLAN側IPアドレスを把握します。
開放するポート番号と使用するプロトコルを確認します。
- ルーター管理者IDとパスワード
- 固定化する機器のIPアドレス
- ポート番号
- TCPまたはUDPの選択
- 必要に応じた再起動手順
ルーターのファームウェアが最新かどうかを確認します。
セキュリティ面を考えて必要最低限のポートだけを開放する計画を立てます。
ポートフォワーディング設定
まずブラウザでルーターの管理画面にアクセスします。
ログイン後に詳細設定もしくはポートフォワーディングの項目を探します。
新規ポートフォワーディングルールを追加する画面を開きます。
サービス | 設定例 |
---|---|
Webサーバ | 80 TCP |
ゲーム機 | 3074 UDP |
リモートデスクトップ | 3389 TCP |
指定する項目は外部ポートと内部ポートとプロトコルと内部IPアドレスです。
設定を保存してルールを有効化します。
必要に応じてルーターを再起動して設定を反映させます。
固定LANアドレスの設定
ポートフォワーディングで指定する内部IPが変わらないように固定化します。
ルーターのDHCP割当設定でIPアドレスの予約を行う方法が簡単です。
機器側で手動により固定IPを設定する場合はゲートウェイとDNSも正しく入力します。
予約する際は既存のDHCP範囲と重複しないアドレスを選びます。
設定後に機器を再起動して固定IPで起動するか確認します。
開放確認方法
外部側から対象のポートに接続して応答があるかを確認します。
ネットワークの確認ツールやオンラインのポートチェックサービスを利用します。
ローカル側でファイアウォールがポートをブロックしていないか確認します。
接続できない場合はルーターのログや設定を見直して問題箇所を特定します。
不要になったポートは速やかに閉じてセキュリティを維持します。
ドコモ光ルーター01を中継機/アクセスポイントに設定する方法

ドコモ光ルーター01を中継機やアクセスポイントとして使うと家中の無線環境を安定させやすくなります。
以下はモード確認から切替、配線のポイント、動作確認までの実用的な手順です。
中継機モード確認
まずルーターの電源を入れて正常に起動していることを確認してください。
本体のステータスランプで中継やAPモードの表示があるか確認してください。
管理画面にブラウザでアクセスして動作モードの項目を確認してください。
管理画面の場所は本体ラベルや取扱説明書に記載されているURLまたはIPアドレスを参照してください。
動作モードが「ルーターモード」になっている場合は切替が必要です。
アクセスポイント切替手順
管理画面からアクセスポイントモードへ切り替える基本的な手順は次の通りです。
- ルーターの電源を入れる
- ルーターの管理画面にログイン
- 設定メニューの動作モードを選択
- アクセスポイントを選んで適用
- 必要に応じて再起動
管理画面でSSIDや無線セキュリティの設定を確認して必要なら同じSSIDとパスワードに合わせるとシームレスな切替ができます。
切替後は不要なDHCP機能が動作していないか確認して重複を避けてください。
LAN配線の推奨構成
アクセスポイントまたは中継機として使う場合の基本的な配線は有線でメインルーターと接続することです。
機器 | 接続ポート |
---|---|
光回線終端装置 ONU | WAN |
メインルーター | LAN |
ドコモ光ルーター01(AP設置) | LAN |
有線接続端末 | LAN |
LANケーブルはカテゴリ5e以上を推奨します。
複数台の無線機器を有線で接続する場合はスイッチングハブを利用すると配線がすっきりします。
動作確認方法
SSIDに接続してインターネットにアクセスできるか確認してください。
有線端末でIPアドレスが期待するネットワーク帯になっているか確認してください。
スマホやPCで速度確認サイトを使って速度の目安を測定してください。
通信が不安定な場合はルーター本体のLED状態を確認してエラー表示がないか確認してください。
必要に応じて本体を再起動して接続状況が改善するか確認してください。
ドコモ光ルーター01で接続できないときの対処手順

接続トラブルは原因を順に潰すことで短時間で直ることが多いです。
まずは電源や配線から設定画面と端末側まで順番に確認してください。
電源とケーブル確認
最初に電源とケーブルの物理的な接続状態を確認します。
- 電源プラグ接続確認
- 電源ランプ状態確認
- ONUとルーター間ケーブル確認
- LANケーブル差し替え試行
- 別のLANポート試行
電源やケーブルが緩んでいると通信が途切れる原因になります。
一度ルーターとONUの電源を切って30秒ほど待ってから順に電源を入れ直してください。
電源を入れ直した後はランプの点灯状態を確認して正常に戻るか確かめてください。
設定画面の状態確認
管理画面にログインして接続状態のステータスを確認します。
項目 | 確認ポイント |
---|---|
電源ランプ | 点灯で正常 |
WANランプ | 点灯で接続中点滅で通信中消灯で未接続 |
LANランプ | 接続ポートの通信状態表示 |
管理画面の「インターネット接続」や「ステータス」画面で接続状態の詳細を確認してください。
プロバイダによるPPPoE設定が必要な場合はユーザー名とパスワードが正しく入力されているか確認してください。
設定画面にアクセスできないときはルーターのIPアドレスや接続方法を端末側で確認してください。
端末側ネットワーク確認
まず接続できない端末側のネットワーク設定をチェックします。
Wi Fi接続の場合はSSIDとパスワードが一致しているか再確認してください。
有線接続の場合はLANケーブルとポートの差し替えで改善するか試してください。
端末側で自動的にIPアドレスを取得するDHCPが有効になっているか確認してください。
IPアドレスが169.254で始まる場合はDHCPが取得できていないサインなので再起動やIPリリースの操作を試してください。
必要に応じて端末のネットワーク設定を一度リセットして再接続を試してみてください。
ファームウェア更新の実行
ルーターのソフトウェアに不具合があると通信が不安定になることがあります。
管理画面のファームウェア更新メニューから最新版があるか確認してください。
更新を行う際は有線接続で実行し途中で電源を切らないようにしてください。
更新前に現在の設定をエクスポートしてバックアップを取っておくと復元が楽になります。
公式サポートサイトに案内がある場合は手順に従って安全に更新してください。
初期化(リセット)手順
上記の手順で改善しないときは初期化で設定を工場出荷状態に戻してから再設定する方法を試します。
本体のリセットボタンを突起物で押し続けて工場出荷状態に戻してください。
リセット操作後はルーターが再起動するまで数分待ってから再設定を行ってください。
初期化後はSSIDと管理者パスワードを必ず変更してセキュリティを確保してください。
初期化しても接続しない場合はプロバイダ側の回線障害や機器故障の可能性があるためサポート窓口に連絡してください。
ドコモ光ルーター01の接続速度が遅いときの原因分析

ドコモ光ルーター01で速度が出ないと感じたら原因をひとつずつ絞り込むことが重要です。
無線の影響や設置場所、ケーブルや回線側の問題が絡んでいることが多いです。
以下の項目ごとにチェックして対処方法を検討してください。
無線干渉の影響
周囲にある他の無線機器や近隣のアクセスポイントが電波をかぶせていると速度が落ちます。
2.4GHz帯は届きやすい反面干渉を受けやすく、5GHz帯は速度を出しやすい反面障害物に弱い特徴があります。
スマートフォンやPCで無線チャネルを確認して混雑しているチャンネルを避けると改善することがあります。
- 隣接するWi-Fiルーター
- 電子レンジ
- Bluetooth機器
- ワイヤレスカメラ
- コードレス電話
ルーターのファームウェアを最新にして自動チャネル選択を試すのも有効です。
設置場所の問題
ルーターの設置場所が悪いと電波がうまく届かず速度低下につながります。
設置場所 | 想定される影響 |
---|---|
床置き | 電波遮断による受信低下 |
壁や家具の背後 | 特定方向の電波欠落 |
窓際高め | 電波到達範囲の改善 |
機器密集場所 | 局所的な干渉増加 |
高さを確保して中心に置くと家全体に電波が届きやすくなります。
金属や大きな家具のそばを避けると特定の部屋だけ遅くなる問題を減らせます。
LANケーブル品質の確認
有線接続で速度が出ない場合はLANケーブルのカテゴリや断線の有無を確認してください。
Cat5e以上のケーブルを使うと1000Mbpsまで対応できます。
コネクタ部分の緩みや折れ曲がりがあると通信品質が落ちることがあります。
別のケーブルに交換して速度が改善するか確認するのが手早いチェック方法です。
ドコモ 光 ルーター 01 設定で有線の確認手順を踏んで接続を安定させましょう。
プロバイダ回線要因
回線側の混雑やサービス障害が原因で速度低下が起きることがあります。
夜間の利用ピーク時に帯域が逼迫して速度が落ちるケースが多いです。
速度測定サイトで複数回計測して時間帯や変動を確認すると回線側か家庭内かの切り分けができます。
プロバイダの障害情報や工事情報を確認して問題が報告されていないか確かめてください。
必要ならプロバイダへ連絡して回線調査や設定の確認を依頼するとよいです。
ドコモ光ルーター01のファームウェア更新と管理方法

ドコモ光 ルーター01のファームウェアは安定した通信とセキュリティのために重要です。
更新作業は手順を守れば初心者でも問題なく進められます。
ここではルーターの設定や確認ポイントをわかりやすくまとめます。
ファームウェア更新手順
まずルーターの管理画面にアクセスします。
- 管理画面にログイン
- ファームウェア更新メニューを選択
- 最新バージョンの確認
- 更新を実行
- 再起動を待つ
管理画面へのアクセスはパソコンやスマホからブラウザで行えます。
ログイン情報がわからないときは本体のラベルや契約書類を確認してください。
更新前の設定バックアップ
更新前に現在の設定をバックアップしておくと万が一の復元が容易です。
バックアップは管理画面の設定保存機能から行います。
バックアップ方法 | 注意点 |
---|---|
設定ファイルをエクスポート | 保存先は外部ストレージまたはパソコン |
設定内容のメモ記録 | SSIDと暗号化方式とパスワードを忘れない |
写真で本体ラベルを記録 | 初期パスワードやシリアルを保管 |
更新後の動作確認
更新が完了したらまずルーターの再起動が正常に行われたか確認します。
インターネット接続とWi Fiの接続状況を複数の端末で確認してください。
SSID名やパスワードが変わっていないかをチェックします。
必要に応じてバックアップした設定を復元して動作を再確認します。
自動更新設定の確認
自動更新が有効になっていると最新のセキュリティパッチを自動で適用できます。
管理画面で自動更新のオンオフを確認してください。
自動更新を有効にする場合は更新タイミングでの再起動に注意してください。
企業や重要な機器が接続されている環境では更新スケジュールを調整することをおすすめします。
ドコモ光ルーター01のセキュリティ設定ポイント

ドコモ光ルーター01の基本的な設定を見直すだけで安全性がぐっと高まります。
ここでは日常的に見直したい具体的な設定ポイントをまとめます。
操作はルーターの管理画面から行いますのでログイン情報は手元に用意してください。
管理者パスワード変更
ルーターの初期パスワードは誰でも調べられることがあるため必ず変更してください。
ブラウザでルーター管理画面にアクセスして管理者アカウントのパスワード変更メニューを開いてください。
新しいパスワードは英数字と記号を組み合わせた長めのものにしてください。
他サービスと同じパスワードを使い回さないように注意してください。
変更後は設定を保存して再起動し、変更が反映されているか確認してください。
無線暗号方式の設定
無線暗号方式は可能な限り強力な方式を選んでください。
推奨はWPA2またはWPA3でありWEPは使用しないでください。
必要に応じてWPA2とWPA3の混在モードを利用すると古い端末も接続できます。
暗号方式 | 推奨度 |
---|---|
WEP | 非推奨 |
WPA-PSK | 低 |
WPA2-PSK AES | 推奨 |
WPA3-SAE | 最推奨 |
暗号方式を変更したらSSIDの再接続が必要になる端末があるため注意してください。
パスフレーズは12文字以上のランダムな文字列にすると安全性が高まります。
リモート管理の無効化
ルーターのリモート管理機能は外部から管理画面にアクセスできるため不要なら無効にしてください。
管理画面のリモートアクセスや遠隔管理の設定をオフにする項目を探して無効化してください。
UPnPや不要なポート開放も併せて確認して必要がなければ無効にしてください。
変更後は外部ネットワークから管理画面へアクセスできないことを必ず確認してください。
ゲストWi‑Fi設定
来客用にはゲストWi‑Fiを用意して内部ネットワークと分離してください。
ゲスト用は通信をインターネットのみに限定すると安全です。
- 別SSIDの作成
- 異なるパスワード設定
- 接続台数制限
- ネットワーク隔離の有効化
- 有効期限設定
設定後は実際にゲストSSIDへ接続して内部機器へアクセスできないことを確認してください。
プロバイダ別のドコモ光ルーター01設定で注意すること

プロバイダごとに接続方式や必要な認証情報が異なるため設定時に注意が必要です。
ルーターのファームウェアやIPv6設定の違いで接続が不安定になることがあります。
GMOとくとくBBでの設定注意点
GMOとくとくBBはIPv6 IPoEとIPv4 over IPv6のサービスであるv6プラスを提供している場合があります。
ルーターのIPv6設定をv6プラスに対応するモードに切り替える必要があることがあります。
v6プラスを利用する場合はPPP認証情報を入力しない設定にする必要があります。
v6プラスを利用しないで従来のPPPoE方式で接続する場合はプロバイダから渡された接続IDとパスワードが必要です。
Wi-FiのSSIDやパスフレーズを変更する際は旧端末の再接続や固定IP設定の見直しを忘れないでください。
- v6プラス設定確認
- PPPoE情報の準備
- ファームウェア確認
- Wi-Fi暗号化の確認
- ルーター再起動の手順確認
OCNでの設定注意点
OCNはIPv6サービスを提供しておりモード選択を誤ると通信できないことがあります。
OCNでIPv6を利用する場合はルーターのIPv6設定を有効にしておくと安定しやすいです。
PPPoEで接続する場合はOCN発行の接続IDとパスワードをルーターのWAN設定に正しく入力してください。
複数端末でポート開放が必要な場合はルーターのポートフォワード設定を確認してください。
設定項目 | OCNでの推奨値 |
---|---|
接続方式 | IPv6 IPoE |
PPPoE認証 | OCNユーザーIDとパスワード |
DNS設定 | 自動取得 |
ぷららでの設定注意点
ぷららはIPv6対応のサービスがありルーター側でIPv6を有効にすることで通信が高速化する場合があります。
ぷららのPPPoEを使う場合は接続IDとパスワードを入力する必要があります。
プロバイダ提供のルーターとドコモ光ルーター01を併用する際は二重ルーターによる二重NATを避けるため片方をブリッジモードにするか接続方法を見直してください。
固定IPやポート転送を利用する場合はルーターのWANステータスとLAN側設定を確認して正しくルーティングされているかを確かめてください。
共通の設定トラブル回避策
まずはWANランプやルーターの状態表示で物理的な接続と通信状態を確認してください。
プロバイダから渡された接続情報は控えを用意してルーター設定画面で正確に入力してください。
IPv6とPPPoEの設定を同時に誤設定すると接続が不安定になるため利用する方式に合わせて片方だけ有効にしてください。
ファームウェアは最新に更新すると既知の不具合が改善される場合があります。
接続できない場合は一旦ルーターの再起動を試みてから必要なら工場出荷時にリセットして再設定してください。
それでも改善しない場合はプロバイダのサポートに連絡して回線側の認証情報やサービス状況を確認してください。
設定完了後のチェックポイントと次に行うこと

設定完了後はまずインターネットに接続できるか確認してください。
スマートフォンやパソコンなど複数の端末で通信が安定しているか試してください。
ルーターのSSIDとパスワードを確実にメモして安全な場所に保管してください。
初期パスワードのままなら必ず変更して不正アクセスを防いでください。
ファームウェアの更新があるか確認してあれば適用してください。
ルーターの設置場所を見直し、遮蔽物を避けて電波が届きやすい位置に移してください。
接続が不安定な場合はルーターの再起動と有線接続の動作確認を行ってください。
それでも改善しない場合はドコモのサポート窓口に連絡するか公式サポートページを参照してください。
設定情報は定期的に見直して安全に使い続けましょう。