PS4のDNS設定と最適化|10分で接続エラーを解消し速度を改善する完全手順

木製デスクの上に置かれた黒い無線ルーター
通信技術

PS4のDNS周りで接続が不安定になり、ゲームやダウンロードが止まるとイライラしますよね。

本記事ではPS4のDNS設定方法と原因別の対処、効果的なパブリックDNSや回線対策まで、具体的手順をわかりやすく解説します。

設定前の準備や接続確認、セキュリティの注意点もカバーするので、初心者でもまずはここを試せば原因の切り分けができます。

まずは簡単な手順から試して、改善しない場合の次の一手まで順に確認していきましょう。

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PS4のDNS設定方法と効果的な設定

LEDインジケーターが点灯した黒いWi-Fiルーター

PS4でDNSを変更すると接続の安定化や応答速度の改善につながる場合があります。

DNSを手動で設定することで特定のDNSサーバーを優先して使えるようになります。

接続環境や目的に応じて適切なDNSを選ぶことが大切です。

DNS設定画面

PS4本体の設定メニューからネットワーク項目に進んでください。

ネットワークの「インターネット接続を設定する」を選択してください。

「LANケーブルを使う」か「Wi‑Fiを使う」を選んだ後にカスタムを選択してください。

IPアドレス設定は自動を選び、DNS設定の段階で手動を選んでください。

ここでプライマリとセカンダリの値を入力するとPS4 DNSの適用が完了します。

有線でのDNS手動設定

LANケーブルを接続した状態で設定メニューのネットワークへ進んでください。

インターネット接続を設定するで「LANケーブルを使う」を選んでください。

接続方式で「カスタム」を選択してください。

IPアドレス設定は「自動」を選んでください。

DHCPホスト名は「指定しない」を選んでください。

DNS設定で「手動」を選びプライマリとセカンダリの値を入力してください。

MTU設定は自動、プロキシサーバーは使用しないを選んでください。

Wi‑FiでのDNS手動設定

PS4のネットワーク設定で「Wi‑Fiを使う」を選んでください。

接続したいSSIDを選択してパスワードを入力してください。

接続方式で「カスタム」を選択してください。

IPアドレス設定は「自動」を選んでください。

DHCPホスト名は「指定しない」を選んでください。

DNS設定は「手動」を選んでプライマリとセカンダリを入力してください。

最後にMTU自動とプロキシなしを確認して設定を完了してください。

プライマリーとセカンダリーの入力値

よく使われるPS4 DNSの例を以下の表で紹介します。

プロバイダー プライマリ セカンダリ
Google 8.8.8.8 8.8.4.4
Cloudflare 1.1.1.1 1.0.0.1
OpenDNS 208.67.222.222 208.67.220.220

状況によっては地域のISPのDNSが最速の場合もあります。

まずは1種類を試して通信の安定性やゲーム中の遅延を確認してください。

設定後の接続確認

設定が終わったらネットワーク設定の「インターネット接続を確認する」を実行してください。

接続テストでIPアドレス取得とインターネット接続が成功しているか確認してください。

オンラインゲームでラグや切断が改善されたかプレイで確認してください。

必要ならPS4とルーターを再起動して再度接続テストを行ってください。

改善が見られない場合は別のDNSに変更して比較してください。

設定前に行う準備

  • 現在のDNSの控え
  • PS4とルーターの再起動方法の確認
  • 接続中のネットワークのSSIDとパスワード
  • 試すDNSの候補リスト
  • 必要に応じた時間帯の計測準備

PS4のDNSエラーが発生する原因

黒い無線ルーターのアンテナとLEDインジケーター

PS4でDNSエラーが発生するとオンライン対戦やストアへのアクセスに問題が出ます。

原因は複数あり特定の機器や設定によって異なります。

ここでは代表的な原因をわかりやすくまとめます。

ルーターの不具合

ルーターの動作が不安定だとDNS問い合わせが正常に処理されません。

長時間稼働やファームウェアの不具合で内部プロセスが固まることがあります。

ルーターの再起動やファームウェア更新で改善するケースが多いです。

ルーター自体のハードウェア故障やポートの問題も稀にDNSエラーの原因になります。

プロバイダ側の障害

インターネットサービスプロバイダ側でDNSサーバーに障害が発生することがあります。

地域的な回線障害やメンテナンスで一時的に名前解決ができなくなる場合があります。

同じネットワーク内のスマートフォンやPCでも同様の問題が出ていないか確認すると切り分けができます。

プロバイダの障害情報やサポートに問い合わせると復旧見込みがわかることが多いです。

Wi‑Fiの電波干渉

電波環境が悪いとPS4からのDNS問い合わせが途切れることがあります。

特に2.4GHz帯は混雑や干渉を受けやすく名前解決に影響します。

  • 電子レンジ
  • コードレス電話
  • 近隣の無線LAN
  • Bluetooth機器
  • 厚い壁や金属障害物

ルーターの設置位置を変える有線接続に切り替えるチャンネルを変更するなどで改善が期待できます。

DNSサーバーの応答停止

利用しているDNSサーバーが応答しないとPS4は名前解決ができません。

一時的な過負荷やサーバーのメンテナンスが原因になることがあります。

DNSの種類 特徴
プロバイダDNS 自動割当
地域に最適化
パブリックDNS 高い可用性
簡単に切替可能
ローカルDNS 家庭内専用
カスタマイズ可能

DNSサーバーを別のパブリックDNSに切り替えることで問題が解消することがあります。

DNS設定の入力ミス

手動でDNSを設定する際に数字の入力ミスがあるとエラーになります。

プライマリとセカンダリを逆にしたり空白を入れたりすると正しく動作しません。

IPv4とIPv6を混同して設定しているケースもあります。

設定を入力し直す際はコピー&ペーストで正確に入力するか公式のDNSアドレスを確認してください。

PS4のDNSエラーを解消する具体的手順

電源アダプターが接続された白い無線ルーター

PS4でDNSエラーが出るとオンライン機能やストアの利用に支障が出ます。

ここでは簡単に試せる手順を順に説明します。

ルーター再起動

まずはルーターの電源を切って再起動を試してください。

電源を切った後にコンセントを抜いて30秒ほど待ってから再度差し込みます。

ルーターが完全に起動するまで数分待ってからPS4で接続を確認してください。

PS4のネットワーク再設定

PS4の設定からネットワーク設定を開いて接続をやり直します。

無線の場合はSSIDを選び直してパスワードを再入力してください。

有線の場合はケーブルが確実に差し込まれているかを確認してください。

設定後に「インターネット接続を診断する」でテストを実行して結果を確認してください。

DNSを手動で指定

自動取得でDNSエラーが続くときは手動でDNSを指定するのが効果的です。

PS4のネットワーク設定で「カスタム」を選びDNSを手動入力に切り替えてください。

  • Google DNS 8.8.8.8 8.8.4.4
  • Cloudflare DNS 1.1.1.1 1.0.0.1
  • OpenDNS 208.67.222.222 208.67.220.220

上記のいずれかをプライマリとセカンダリに設定して再接続を試してください。

有線接続への切替

Wi‑Fi環境の不安定さが原因のときは有線接続に切り替えると改善することが多いです。

LANケーブルをPS4とルーターに直接接続して接続テストを行ってください。

有線で問題なく通信できれば無線設定やルーターの配置を見直すことを検討してください。

ルーターのDNS設定変更

ルーター側でDNSを指定すると家庭内の全端末に反映されます。

管理画面にログインしてDNS欄を変更する手順はルーターによって異なります。

項目 設定例
ログイン情報 admin パスワード
DNS欄の場所 インターネット設定 ネットワーク
入力例 1.1.1.1 1.0.0.1
注意点 誤入力時の通信障害に注意

設定変更後はルーターを再起動してPS4の接続を確認してください。

プロバイダへの問い合わせ

上記を試しても改善しないときはプロバイダ側の問題の可能性があります。

契約しているプロバイダに連絡して回線状況やDNSに関する障害情報を確認してください。

問い合わせの際は利用中のルーター機種名とPS4で試した手順を伝えると対応がスムーズです。

PS4のDNSにおすすめのパブリックDNSサーバー

青いカーテンの前に設置された黒い無線ルーター

PS4でDNSを変更すると名前解決の速度や接続安定性が改善することがあります。

ここでは代表的なパブリックDNSを紹介してそれぞれの特徴と使いどころをわかりやすく説明します。

Google Public DNS(8.8.8.8 / 8.8.4.4)

Google Public DNSは世界中で広く使われている信頼性の高いDNSサービスです。

遅延が少なく学習済みのルーティングにより多くの地域で応答が速い傾向があります。

用途 IPv4 IPv6
プライマリ 8.8.8.8 2001486048608888
セカンダリ 8.8.4.4 2001486048608844

PS4に設定する場合はプライマリとセカンダリの両方を入力すると冗長性が確保できます。

Cloudflare DNS(1.1.1.1 / 1.0.0.1)

Cloudflare DNSはプライバシー重視を前面に出しているDNSサービスです。

応答速度の速さを売りにしておりゲーム機の名前解決がスムーズになるケースが多いです。

トラッキングの抑制やログ保持の制限を明確にしている点が特徴です。

OpenDNS(208.67.222.222 / 208.67.220.220)

OpenDNSは家庭向けのフィルタリングやセキュリティ機能が豊富なサービスです。

  • コンテンツフィルタリング
  • マルウェアブロック
  • 簡単な管理画面

PS4で親が利用制限をかけたい場合に向いている選択肢です。

Quad9(9.9.9.9)

Quad9は悪意のあるドメインを自動でブロックするセキュリティ特化型のDNSです。

マルウェアやフィッシングサイトへのアクセスを未然に防ぎたいときに役立ちます。

個人情報の収集を最小限にする方針も掲げているためプライバシー面でも安心できます。

プロバイダ提供DNS

多くのユーザーはまずプロバイダ提供のDNSを利用しています。

接続先によってはプロバイダのDNSの方が近く高速な場合もあります。

ただしプロバイダによっては広告挿入やフィルタがあることがあるため用途に応じて切り替えを検討してください。

PS4 DNSを変更する際は変更後に接続テストや速度計測を行い最適な設定を選ぶことをおすすめします。

PS4のDNS変更で改善しないときに試す回線対策

黒いWi-Fiルーターの背面LANポート

PS4のDNSを変更しても通信品質が改善しない場合は回線側や接続環境に問題があることが多いです。

ここでは具体的に試せる対策を順に紹介します。

回線速度の測定

まずは実際の回線速度と応答速度を測定して現状を把握しましょう。

PS4本体ではブラウザからの速度測定が難しいためPCやスマートフォンでSpeedtestなどの計測サイトを使うと正確に数値が取れます。

測定時は有線と無線それぞれで計測して比較すると原因切り分けがしやすくなります。

目安として下り200Mbps以上であればダウンロードやストリーミングは快適に動作することが多いです。

またPing値とジッターも確認して遅延やばらつきがないかチェックしましょう。

IPv6接続の導入

IPv6は経路がシンプルになり遅延が改善するケースがあるため導入を検討してください。

プロバイダによってはネイティブIPv6やDS-Liteなど提供形態が異なるため契約内容を確認しましょう。

ルーター側でIPv6を有効化するだけで通信経路が改善することがあるためまずは設定を確認してください。

ただし一部のサービスやルーターでは相性問題が出ることもあるため、問題が出た場合はIPv4に戻すテストも重要です。

有線LANの利用

無線環境では干渉や距離による速度低下が起きやすいため可能なら有線接続を試してください。

有線利用のメリットを簡潔にまとめると次のとおりです。

  • 安定した接続
  • 低遅延
  • 速度低下の回避

LANケーブルはカテゴリー5e以上を使うとギガビット通信に対応できます。

ルーターとPS4を直接つなぐことで中継機やメッシュの影響も排除できます。

ルーター設置場所の変更

無線接続を使う場合はルーターの設置場所を見直すだけで改善することが多いです。

ルーターは高い位置で障害物の少ない場所に設置するのが基本です。

電子レンジやコードレス電話など干渉源から距離を取ると2.4GHz帯の安定性が向上します。

可能であればPS4は5GHz帯に接続して電波干渉と遅延を減らしてください。

回線プランの見直し

現行のプランが利用状況に合っていない場合はプラン変更やプロバイダの見直しを検討しましょう。

オンライン対戦や大容量ダウンロードが多い場合は上位プランに切り替えることで快適さが大きく変わります。

回線種別 下り速度の目安 月額料金 向いている用途
光回線 下り最大1Gbps 5000円前後 オンライン対戦 高画質配信
VDSL 下り数百Mbps 4000円前後 一般家庭向け
モバイル回線 下り数十Mbps 3000円から 外出先や一時利用

プロバイダ変更の際はIPv6対応や帯域制御の有無も確認すると失敗が少なくなります。

回線工事や契約変更には時間がかかるため優先度を見極めて実行してください。

PS4のDNS利用時のセキュリティとプライバシー注意点

木製デスクの上に設置された黒いWi-Fiルーター

PS4でDNSを変更すると接続先の解決方法が変わり通信の可視性や経路に影響が出ます。

セキュリティやプライバシーを意識して正しく設定することが重要です。

DNSリークのリスク

PS4からのDNSクエリが期待どおりのサーバーに到達していないとDNSリークが発生します。

DNSリークがあると通信内容そのものは暗号化されていても名前解決情報が外部に露出します。

特にVPNを併用しているときはルーティング設定によりプロバイダのDNSに戻ってしまうケースがあります。

  • 期待するDNSではないサーバーに問い合わせが行われる
  • 地理的に異なるDNS応答で地域制限が解除されない
  • 第三者にアクセス履歴が残る可能性

DNSフィルタリングの影響

DNSフィルタリングを使うと有害サイトや広告のブロックが可能です。

ただしフィルタリングによりゲームの認証サーバーやアップデートが誤ってブロックされる恐れがあります。

フィルタリングのルールはプロバイダやパブリックDNSプロバイダによって異なるので事前に確認してください。

ゲームプレイ中に遅延や接続切断が増える場合はフィルタリング設定が影響しているかもしれません。

悪意あるDNS応答への対策

悪意あるDNS応答はフェイクのIPアドレスへ誘導してフィッシングやマルウェア配布につながります。

対策としては信頼できるDNSプロバイダを選ぶこととDNSSECやDoHなどの保護機能を検討することが有効です。

PS4自体はDoHやDNSSECを直接サポートしていないのでネットワーク機器側での対応が必要になることが多いです。

対策 期待される効果
信頼できるパブリックDNSを利用 応答の信頼性向上
ルーターでDoHまたはDoTを有効化 クエリの暗号化
DNSSECの検証を有効化 改ざん検知

VPN併用時のDNS設定

VPNとPS4を併用する場合はDNSリークが起きないようにVPN側でDNSを強制する設定が望ましいです。

PS4はVPNアプリを直接動かせないためルーターにVPNを導入して全機器を保護する方法が一般的です。

ルーター側でDNSを指定できない場合はVPN接続時にプロバイダのDNSに戻る危険があります。

ルーター設定変更やファームウェアの利用でPS4 DNSの指定とVPN経由の名前解決を両立させてください。

パブリックDNSの信頼性

主要なパブリックDNSにはGoogle Cloudflare OpenDNSなどがありそれぞれログポリシーや機能が異なります。

選ぶ際はログ保持期間や第三者への情報提供方針をチェックしてプライバシー要件に合うものを選んでください。

応答速度や可用性も重要な判断材料なので実際にPS4での接続挙動を試して比較することをおすすめします。

PS4に最適なDNS設定の選び方

LEDインジケーターが点灯した黒いWi-Fiルーター

PS4に最適なDNS設定の基本は応答速度と安定性を重視することです。

公開DNSではGoogle(8.8.8.8)、Cloudflare(1.1.1.1)、OpenDNS(208.67.222.222)を候補にしてください。

プライマリとセカンダリを設定してネットワーク診断で応答時間を比較すると違いが分かりやすいです。

レイテンシ改善やダウンロード速度向上が期待できますが環境によって効果が異なる点に注意してください。

親御さん向けにはコンテンツフィルタ機能を持つDNSを選ぶのも有効です。

設定変更後はPS4を再起動してインターネット接続テストを行い、安定性を確認してください。

検索対策としては「PS4 DNS」を自然な文脈で盛り込み、実際の測定結果を載せると説得力が高まります。

通信技術