ApexのPingが低いのにラグいPS4でのプレイはイライラしますよね。
表面上のPing値は良好でも、パケットロスやジッタ、サーバーリージョンの不一致、ISPやルーターの経路問題などで体感遅延が出ることが多いです。
本稿ではまず手早く試せる優先対処(有線化・再起動・簡易計測)を示し、有線でも残る場合の詳細診断やPS4側設定、家庭内Wi‑Fiや業者選定の判断基準まで実践的に解説します。
結論を先に出さず順に原因を絞るためのチェックリストとして役立ててください。
ApexのPingが低いのにPS4でラグい主な原因

ApexのPingが低いのにPS4でラグく感じるケースは珍しくありません。
Ping値だけだと接続の質の全体像はわからないため複数の要因を確認する必要があります。
パケットロス発生
パケットロスはデータが途中で失われる現象でFPSやTPSでラグやカクつきの原因になります。
無線接続の干渉や劣化したケーブル、ISP側の障害で発生しやすいです。
パケットロスはPingが低くてもコマ落ちや撃ち負けに繋がります。
損失率 | 影響 |
---|---|
0%〜0.5% | ほとんど影響なし |
0.5%〜2% | 瞬間的なカクつき |
2%〜5% | 戦闘での不利が目立つ |
5%以上 | ゲームプレイ困難 |
パケットロスのチェックはPCやスマホから連続pingやtracerouteで行えます。
有線接続で改善するかをまず確認してください。
ジッタ(遅延の変動)
ジッタは応答時間が安定せず上下にぶれる現象で操作の遅延感やヒット判定のズレを生みます。
一見Pingは低めでもジッタが大きいとラグっぽく感じます。
バックグラウンドでのアップロードやダウンロードがジッタを増やす典型的な要因です。
ジッタはpingコマンドの統計や専用ツールで変動幅を確認してください。
サーバーリージョンの不一致
接続先サーバーが遠いリージョンや混雑しているリージョンだと応答処理に差が出ます。
Apexのマッチメイキングで意図せず遠方サーバーに繋がっている場合があります。
リージョンが合っていてもマッチング中に途中で別リージョンへ移動することがあります。
サーバーリージョンは試合開始前後のラグ発生タイミングと照らし合わせてチェックすると見つけやすいです。
ISP側の経路混雑
インターネットの経路上で特定のノードが混雑するとパケットロスや遅延変動が発生します。
時間帯によって顕著になることが多く夜間や週末に悪化しやすいです。
tracerouteで遅延が跳ね上がる箇所があるか確認すると原因が特定しやすくなります。
必要ならISPに問い合わせて経路改善や障害確認を依頼してください。
ルーターやスイッチの処理遅延
家庭内機器の処理能力不足でパケット処理が滞るとラグが出ます。
古いルーターや発熱している機器がボトルネックになることがあります。
- 古いルーター世代
- CPU負荷が高い状況
- 不適切なQoS設定
- 故障や熱による性能低下
ルーターの再起動や有線接続への切り替えで改善するか確認してください。
可能であればPS4をルーターの近くに有線で直結すると良いです。
PS4本体のCPU/ストレージ負荷
本体でダウンロードやアップデート、録画などが動作しているとゲーム処理に影響します。
ストレージが断片化していたり容量が逼迫していると読み書き遅延が発生します。
バックグラウンドアプリを終了し不要なデータを削除すると改善することがあります。
必要ならデータベースの再構築や外付けSSDの導入を検討してください。
DNS応答遅延
DNSの応答が遅いとサーバー接続の初期段階で待ちが発生します。
Pingが低くてもDNS解決に時間がかかるとラグに繋がる場合があります。
PS4のネットワーク設定でDNSをGoogleやCloudflareのものに変更して様子を見てください。
DNSの変更で接続の安定性が改善することがよくあります。
PS4でラグいときにすぐ行う優先対処手順

APEX ping 低いのにラグい PS4 と感じるときにまず試すべき手順を順番に示します。
有線(LAN)接続への切替
無線接続は干渉や電波状況で遅延やジッターが発生しやすいです。
まずPS4をLANケーブルでルーターに直接つないで挙動を確認してください。
- LANケーブルで直結
- 別のLANポートを使用
- 別のケーブルで再試行
ルーターとPS4の再起動
ルーターやモデム側の一時的な不具合でパケットが滞留することがあります。
ルーターとPS4を一度完全に電源オフにしてから再起動してください。
ルーター再起動後は約1分待ってからPS4を起動すると安定しやすいです。
回線速度とPingの計測
速度だけでなくPingの安定性やジッターも重要です。
PCやスマホで速度測定とPing測定を行って基準値と比較してください。
測定項目 | 目安 | 推奨アクション |
---|---|---|
下り速度 | 10Mbps以上 | 動画やダウンロードを停止 |
上り速度 | 3Mbps以上 | アップロードを確認 |
Ping値 | 30ms以下 | サーバー変更またはISP確認 |
パケットロスの簡易測定
Ping値が低くてもパケットロスやジッターがあるとラグに感じます。
同一ネットワークのPCで8.8.8.8などに10回から20回程度pingを送って損失を確認してください。
Windowsならコマンドプロンプトでping -n 20 8.8.8.8を使用すると見やすいです。
連続した応答時間のばらつきが大きい場合はジッターが原因の可能性が高いです。
別サーバーでの動作確認
サーバー側の問題やマッチング先の混雑でラグが発生することがあります。
可能なら別時間帯や別の地域サーバーで同じプレイを試して違いを確認してください。
モバイルのテザリングで接続を切り替えて挙動が改善するかを確認すると原因の切り分けができます。
VPNは遅延を悪化させる場合があるので注意して利用してください。
有線接続でもラグが残るときのネットワーク診断項目

有線接続でもラグを感じるときは物理層から上位層まで順に潰していくのが有効です。
プレイ中にPing値が低くてもラグが出る原因は複数あるため一つずつ切り分けていきましょう。
ここで挙げるチェック項目を順番に確認することでPS4でのApex ping 低いのにラグい現象の原因を特定しやすくなります。
LANケーブルのカテゴリ確認
まずはLANケーブルのカテゴリを確認してください。
古いCat5以下のケーブルは通信品質やノイズ耐性で不利になることがあります。
- Cat5e 1000Base-T対応
- Cat6 10G対応短距離向け
- Cat6A 10G対応長距離向け
ケーブルが折り曲がっていたりコネクタが緩んでいるとパケットロスや再送が発生してラグに繋がります。
ルーターのポート性能確認
ルーターやスイッチのポート性能を確認してポートがボトルネックになっていないか確認してください。
ポート種別 | 想定最大速度 | 用途目安 |
---|---|---|
10/100Mbps | 100Mbps | 旧機器や省エネ機種 |
1000Base-T | 1Gbps | 一般家庭の標準 |
10GBase-T | 10Gbps | 高帯域環境 |
ポートが1Gbps以上に対応していない場合は通信が飽和して遅延が増えることがあります。
中間スイッチの影響確認
途中に入っているスイッチが原因でフロー制御やデュプレックスミスマッチが起きていないか確認してください。
安価なスイッチだとバッファ不足で一時的な遅延やジッターが発生することがあります。
可能であればPS4からルーターまで直接接続して改善するかどうかを試してみてください。
ISP経路の疎通確認
インターネットサービスプロバイダとの経路でパケットロスやジッターが出ていないか確認してください。
tracerouteやMTRで経路上の遅延・ロスを調べるとISP側や中継ノードの問題を特定しやすくなります。
Apex ping 低いのにラグい PS4 のケースではゲームサーバーまでの一部区間でジッターが大きくなっていることがよくあります。
ネットワーク機器のログ確認
ルーターやスイッチのログにエラーカウンタやリンク落ちの記録がないか確認してください。
ファームウェアの既知の不具合でパフォーマンスが低下することがあるため最新に更新することを検討してください。
QoSやトラフィック制御の設定でゲームのパケットが優先されているかも合わせて見直してください。
PS4のネットワーク設定で試すべき項目

Apexのプレイ中にpingが低いのにラグいと感じる場合はPS4側のネットワーク設定を見直すと改善することがあります。
回線そのものだけでなくDNSやMTU、IP運用の仕方が遅延やパケットロスの体感に影響を与えることがあります。
以下はPS4で実際に調整できる具体的な設定項目です。
DNSの手動設定
デフォルトのDNSはプロバイダやルーターの設定に依存しているため応答性が悪い場合があります。
PS4のネットワーク設定でDNSを手動に切り替えてGoogle DNSやCloudflare DNSを試してみてください。
よく使われるDNSはGoogleの8.8.8.8と8.8.4.4、Cloudflareの1.1.1.1と1.0.0.1です。
DNSを変えてからApexをプレイして遅延やラグが減るかどうかを確認してください。
MTU値の調整
MTUは一度に送れるパケットの最大サイズを決める値で不適切だと分割送信が増えて遅延やラグを招くことがあります。
PS4側でMTUを手動設定することで改善する場合があるため複数の値で試すのをおすすめします。
MTU 値 | 期待される挙動 |
---|---|
1500 | 最大速度優先 標準的な環境での初期値 |
1473 | VPNや一部回線で安定 パケット分割の回避に有効 |
1460 | 分割回避の最終手段 遅延減少の例あり |
まずは1500から始めて通信状態を確認しながら1473や1460など値を下げて試してみてください。
PS4でのテストはApexの短いマッチを複数回行ってラグや回線切断の有無を比較するのが分かりやすいです。
固定IP(静的IP)設定
DHCPによる自動割当だとルーターのリース切れやIP競合が原因で一時的な遅延が発生することがあります。
PS4に固定IPを割り当てるとポート開放やトラブルシュートがしやすくなります。
- ルーターのLAN設定を確認
- PS4の現在のIPとMACアドレスを控える
- ルーター側で固定割当を設定する
- PS4側で静的IPを手動設定する
- ポートフォワーディングの設定を合わせる
固定IPにすることでNATタイプの変動を防ぎApexのマッチングや通信品質が安定する場合があります。
UPnPの有効/無効切替
UPnPを有効にするとPS4が自動で必要なポートを開くためNATの問題が起きにくくなります。
しかし一部のルーターやネットワーク構成ではUPnPが不安定になり通信が途切れる原因になることがあります。
まずはUPnPを有効にして様子を見て、改善が見られない場合は無効にして手動でポートを開放してみてください。
セキュリティ面が気になる場合はUPnPを無効にして必要なポートのみを限定的に開放するのが安全です。
DHCPリース情報の確認
ルーターのDHCPリーステーブルを確認すると同じIPが複数の機器に割り当てられていないかが分かります。
IP競合やリース期間が短すぎるとPS4の接続が断続的に不安定になることがあります。
リース情報に問題がある場合はルーター側で該当デバイスのリース期間を延長するか固定割当を行ってください。
PS4側ではネットワーク設定の「インターネット接続を診断する」や接続の再確立を実行して状態を確認してください。
家庭内Wi‑Fiが原因でPS4がラグい場合の対処

Apexでpingが低いのにラグいと感じるPS4環境では家庭内Wi‑Fiが原因のことがよくあります。
無線はpingだけで判断できない要素が多く存在します。
ここでは家庭内Wi‑Fiを中心にすぐ試せる対処を分かりやすくまとめます。
5GHz帯への切替
PS4が5GHzに対応しているかをまず確認してください。
5GHzは干渉が少なく速度が安定しやすい特徴があります。
ルーター側で5GHzのSSIDを有効にしてPS4をそちらに接続してください。
SSIDが同じでバンドステアリング機能が有効な場合は一時的に5GHz専用のSSIDを作ると接続が安定することがあります。
5GHzは壁や距離に弱い点があるので設置場所によっては逆に不利になることもある点に注意してください。
チャンネルの最適化
混雑したチャンネルに割り当てられていると遅延やパケットロスの原因になります。
ルーターの管理画面やスマホアプリで周辺のチャンネル使用状況を確認してください。
周波数帯 | 推奨チャネル例 |
---|---|
2.4GHz | 1 6 11 |
5GHz | 36 40 44 48 |
自動チャネル設定がうまく働かない場合は手動で空いているチャネルを選んでみてください。
電波干渉の確認
周囲の電波干渉が原因でラグが発生することがあります。
- 電子レンジ
- Bluetooth機器
- コードレス電話
- 隣家のWi‑Fi
これらを一時的に遠ざけたり電源を切って接続状況が改善するか確認してください。
中継器/メッシュ機器の影響排除
中継器やメッシュは利便性が高い反面、経路が増えると遅延が発生しやすくなります。
まずはPS4を可能であればルーター本体に直接接続して挙動を確認してください。
有線接続で改善する場合は中継器や無線ハブがボトルネックになっている可能性が高いです。
中継器を使う必要があるときは、できるだけ中継器とルーター間の電波品質が高い配置に見直してください。
メッシュの場合はファームウェアの更新やノード間の通信品質をチェックしてください。
ルーターの設置位置改善
ルーターは床置きやテレビ裏など電波を遮る場所を避けて設置することで安定します。
ルーターはなるべく高い位置に置き周囲に障害物が少ない場所を選んでください。
金属製の棚や大型家電の近くは電波反射や吸収で悪影響を与えます。
PS4を有線で接続できる環境があれば優先的にLANケーブルでの接続を検討してください。
最後にルーターの再起動や最新ファームウェアの適用も忘れずに行ってください。
Apex側の要因でPS4がラグい場合の対処

Apex ping 低いのにラグい PS4 のときは必ずしもネット回線だけが原因とは限りません。
サーバー側の接続先やマッチングの条件によってラグを感じることがあります。
以下にApex側で確認できるポイントと対処法をわかりやすくまとめます。
サーバーリージョンの変更確認
ゲーム内のネットワーク表示をオンにして現在接続しているデータセンターや実測Pingを確認してください。
PS4版は自動で最寄りのデータセンターに接続されることが多く手動でのリージョン変更ができない場合があります。
接続先が遠いデータセンターになっている場合はPS4の再起動やルーターの再起動で接続先が切り替わることがあるため試してみてください。
長時間同じデータセンターでラグが出る場合は公式のサーバーステータスを確認してメンテナンスや障害が発生していないか確認してください。
マッチメイキング設定の見直し
マッチメイキングの条件によっては遠方プレイヤーとのマッチで遅延を感じることがあります。
まずは以下の項目をチェックしてください。
- クロスプレイの有効無効
- パーティーメンバーの地域
- 地域外マッチメイクの有無
- 非公開パーティ設定
クロスプレイをオフにするとPCプレイヤーとのマッチを避けられて安定するケースがあります。
フレンドとプレイする際は全員が同じ地域で起動しているかを確認すると良いです。
バックグラウンドアップデート停止
PS4の自動ダウンロードやバックグラウンドアップデートが動いていると帯域を消費してラグが発生します。
設定から自動ダウンロードのチェックを外してアプリ更新を手動に切り替えてください。
さらに電源設定の「インターネットに接続したままにする」をオフにするとレストモード中のダウンロードを防げます。
プレイ前に他端末の大容量ダウンロードが走っていないかも確認してください。
ボイスチャットの無効化
ボイスチャットは帯域とCPUリソースを使うためラグの要因になることがあります。
Apex内のオーディオ設定からボイスチャットをオフにするかパーティーチャットを切って試してみてください。
ボイスチャットの有無で動作が安定するか比較すると原因切り分けがしやすくなります。
ゲームの再インストール
ゲームファイルの破損が原因で挙動がおかしくなることがあるため再インストールは有効な手段です。
作業 | 期待できる効果 |
---|---|
アンインストールと再インストール | 破損ファイルの修復 |
最新パッチの再導入 | 不具合修正の反映 |
再インストール前にセーブデータや設定のバックアップができる項目はクラウドに保存しておいてください。
インストール後はPS4を完全シャットダウンしてキャッシュをクリアすると安定しやすくなります。
回線業者や機器の変更を検討すべき判断基準

Apex ping 低いのにラグい PS4 のようにPing値は低いのにプレイ中にカクつきや遅延を感じる場合は原因の切り分けが重要です。
回線業者やルーター、LANケーブルなどの機器を替えるべきかどうかはいくつかの判断基準で決めると無駄がありません。
以下のポイントを順に確認して、どの段階で改善が見られないかを基準に検討してください。
時間帯による遅延差の有無
夜間のゴールデンタイムや週末など特定の時間帯だけラグが出る場合は回線の混雑が疑われます。
同じ時間帯に速度測定やPing測定を複数回行い、時間による変動の有無を記録してください。
常時ラグが出るなら機器や設定の問題、特定時間だけなら業者側の帯域制御や混雑が原因の可能性が高いです。
複数端末で同症状が出るか
PS4だけでラグが出るのか家庭内の他の端末でも同様かを確認してください。
- PS4有線接続時の挙動
- PS4無線接続時の挙動
- PCでのオンラインゲームやPing測定結果
- スマホでの速度や動画再生状況
複数端末で同じ時間帯に同様の遅延が出るなら回線側の問題を疑ってよいです。
逆にPS4のみならルーターの設定やNATタイプ、DNS設定など機器側の見直しが先です。
IPv6(IPoE/v6プラス)対応状況
IPv4のCGNATやプロバイダ側の経路混雑が原因でPingは低くても実際のパケット遅延やジッターが発生することがあります。
IPoEやv6プラスに対応しているかどうかを確認すると混雑回避につながることが多いです。
ルーターがIPv6パススルーや自動設定に対応しているか、プロバイダで追加設定が必要かをチェックしてください。
IPv6に変えて改善が見られれば回線業者の切替えを検討する判断材料になります。
実測速度と契約値の乖離
契約上の下り上限と実測速度に大きな差がある場合は業者に問い合わせるか乗り換えを検討するべきです。
複数の時間帯で速度測定を行い平均値を出してください。
測定結果 | 推奨対応 |
---|---|
実測が契約値の80%以上 | 機器設定見直し |
実測が契約値の50%〜80% | ルーター交換またはIPv6検討 |
実測が契約値の50%未満 | 回線業者変更検討 |
表の目安を参考にして、それでも改善しない場合はプロバイダ変更や上位プランへの移行を真剣に考えてください。
改善策の注意点とセキュリティ上の留意点

オンラインゲームの通信改善を行う際はセキュリティとコストも考慮する必要があります。
Apex ping 低いのにラグい PS4のような現象を直すための対策でも同じ注意点が当てはまります。
ポート開放のセキュリティリスク
ポート開放は通信の通り道を外部に開く作業なので不正アクセスのリスクが高まります。
特に家庭用ルーターで広範なポートを開けたままにするとスキャンや侵入の標的になりやすいです。
UPnPを安易に有効にすると自動でポートが開かれるため長期間オンにしないことを推奨します。
ポートを開く場合は対象のPS4や使用中のアプリケーションに限定したポートだけを指定してください。
DMZ設定は一時的な検証には便利ですが、常時有効にすると端末が丸裸になるので注意が必要です。
作業後はポート設定を元に戻すか、利用が終わったら閉じる運用を徹底してください。
固定IPや専用サービスの費用負担
回線業者の固定IPやゲーム向けの専用サービスには追加費用が発生します。
費用対効果を確認してから導入することが重要です。
サービス | 主な費用目安 |
---|---|
固定IP | 月額料金1000円〜3000円 |
ゲーム向けルーター貸与 | 月額料金2000円〜5000円 |
専用VPNサービス | 月額料金500円〜1500円 |
長期契約や初期費用の有無もサービスにより差があるので契約前に確認してください。
またコストを抑えるためにまずは無料または低価格の対策を試すことも考えてください。
ルーターのファームウェア更新時の注意
ルーターのファームウェア更新は性能改善やセキュリティ向上に有効ですが慎重に行う必要があります。
更新中に電源が落ちると本体が故障し復旧できなくなる恐れがあります。
- 設定のバックアップを取得
- メーカー公式のファイルを使用
- 更新中は電源を確保
- 更新後は接続確認を行う
更新前に現在の設定をメモまたはバックアップしておくと万が一のときに元に戻せます。
公式サポートが推奨する手順に従うことが最も安全です。
サードパーティDNSの信頼性確認
サードパーティDNSを使うと応答速度やフィルタリングが変わりApexの体感遅延に影響することがあります。
ただし外部のDNSはログを収集する場合があるのでプライバシー面を確認してください。
有名どころではCloudflareやGoogle、OpenDNSなどがあり安定性と信頼性が比較的高いです。
導入前に通信速度テストや応答性のチェックを行い、自分の回線環境で改善があるかを確認すると良いです。
問題が発生した場合にすぐ元の設定に戻せるように現在のDNS設定を記録しておいてください。
対処後もラグが続く場合の対応方針

対処後もラグが続く場合は原因の切り分けを更に進めます。
Apex ping 低いのにラグい PS4 の症状が出るならPSNやEAのサーバーステータスを確認します。
別のオンラインゲームやLAN内でのストリーミングで同様の遅延が出るかを試します。
有線接続で改善するかを確認し、改善する場合は無線の干渉やルーター設定に問題があります。
NATタイプやポート開放、UPnPの設定も見直してください。
ISP側の経路問題や夜間の混雑が疑わしいときはプロバイダに問い合わせます。
症状の発生時間やスクリーンショットを記録してサポートに提示すると対応が早まります。
最終手段としてPS4本体の初期化や別ネットワークでの動作確認、サポートへの修理相談を検討してください。