ソフトバンク光からドコモ光へ乗り換える場合は、いきなりソフトバンク光を解約するのではなく、基本的には事業者変更という手続きで進めるのが安全です。
どちらもフレッツ光回線を使う光コラボ系のサービスなので、同じ住所で同じ速度帯へ切り替えるだけなら、大がかりな開通工事なしで移行できるケースが多いです。
ただし、承諾番号の有効期限、ソフトバンク光側の解除料、工事費残債、光BBユニットの返却、ドコモ光側の契約事務手数料、スマホ割の切り替わりを確認せずに申し込むと、想定外の費用やネットが使いにくい期間が発生することがあります。
このページでは、ソフトバンク光からドコモ光へ移る前に確認すべき判断基準、実際の手順、費用の見落とし、プロバイダ選び、切り替え後の準備まで順番に整理します。
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ソフトバンク光からドコモ光へ乗り換える判断基準7つ
最初に見るべきなのは、ドコモ光に変えること自体がお得かどうかではなく、今の契約状態で損を少なく移れるかどうかです。
工事の有無やスマホ割の変化だけで判断すると、解約費用やオプション返却のような細かい部分を見落としやすくなります。
事業者変更
ソフトバンク光からドコモ光への乗り換えは、基本的に事業者変更で進めます。
事業者変更とは、フレッツ光の設備を使う光コラボ同士で、契約先だけを切り替える手続きです。
通常の新規契約のように一度回線を撤去して引き直す流れではないため、ネットを使えない期間を短くしやすいのが特徴です。
ただし、10ギガへの変更や速度品目の変更を同時に行う場合は、別途工事が必要になる可能性があります。
工事の有無
同じ住所でソフトバンク光の1ギガからドコモ光の1ギガへ切り替えるだけなら、立ち会い工事なしで進む可能性が高いです。
一方で、マンション設備の状況、配線方式、10ギガへの変更、光電話やテレビ系オプションの変更によっては、工事や機器交換が必要になる場合があります。
申し込み時には、現在の回線タイプとドコモ光で申し込む速度タイプをそろえて確認することが大切です。
- 1ギガから1ギガなら工事不要になりやすい
- 1ギガから10ギガは工事の可能性がある
- 住所変更を伴う場合は別手続きになる
- 光電話やテレビの変更は追加確認が必要
承諾番号
事業者変更には、ソフトバンク光で発行する事業者変更承諾番号が必要です。
この番号には有効期限があり、発行日を含めて15日間を過ぎると再取得が必要になります。
番号を先に取ってから迷い続けると期限切れになりやすいため、ドコモ光へ申し込む窓口やプランを決めてから取得するのが現実的です。
ソフトバンク光を継続したい場合は、承諾番号を発行しただけでは自動で解約されず、他社への申し込みを進めなければ切り替わりません。
スマホ割
ソフトバンク光を解約すると、ソフトバンクやワイモバイルのスマホに適用されていたおうち割光セットは基本的に終了します。
代わりにドコモ光へ切り替えると、対象のドコモ回線ではドコモ光セット割の対象になる可能性があります。
家族でソフトバンクやワイモバイルを使っている人が多いなら、光回線単体の料金だけでなく、家族全体のスマホ割引額まで含めて比較する必要があります。
ahamoはドコモ光セット割の対象外なので、ahamoユーザーだけの家庭ではセット割目的の乗り換え効果が弱くなる点も注意が必要です。
解約費用
ソフトバンク光側では、契約解除料、工事費残債、事業者変更手数料、レンタル機器返送料、オプション関連費用を確認します。
契約解除料は契約満了月の当月、翌月、翌々月なら不要になるケースがあります。
工事費を分割で支払っている途中なら、残りの工事費が一括請求になる可能性があります。
| 確認項目 | 見落としやすい内容 |
|---|---|
| 契約解除料 | 更新期間外だと発生しやすい |
| 工事費残債 | 分割途中なら一括請求の可能性 |
| 事業者変更手数料 | 契約時期により扱いが変わる |
| オプション料金 | 基本料は日割りでも満額請求の項目がある |
| 機器返却 | 未返却や破損で費用が出る場合がある |
プロバイダ
ドコモ光は、申し込むプロバイダによってタイプA、タイプB、単独タイプなどの料金や条件が変わります。
迷った場合は、プロバイダ料金込みで月額が抑えやすいタイプAから検討すると整理しやすいです。
ただし、現在使っているメールアドレス、IPv6接続、レンタルルーター、訪問サポートを重視するなら、単純に月額だけで選ばないほうが安全です。
特にIPv6接続は切り替え時に前プロバイダ側の廃止手続きが関係することがあるため、申し込み時に確認しておくと安心です。
電話番号
ソフトバンク光で固定電話サービスを使っている場合は、電話番号をそのまま使えるかを必ず確認します。
番号の種類や現在の電話サービスによっては、ドコモ光へそのまま引き継げるケースと、事前確認が必要なケースがあります。
光電話を使っていない人は影響が小さいものの、店舗や仕事用の番号として使っている人は、ネット回線より電話番号の継続を優先して確認するべきです。
不安な場合は、承諾番号を取る前にドコモ光の申し込み窓口で電話番号の扱いを確認しておくのが安全です。
乗り換え手順はこの順番で進める
ソフトバンク光からドコモ光へ移るときは、番号取得、申し込み、切り替え、機器返却の順番を崩さないことが重要です。
先にソフトバンク光を通常解約してしまうと、事業者変更ではなく新規契約に近い扱いになり、工事やネットが使えない期間が発生しやすくなります。
契約内容の確認
最初に、My SoftBankや請求書で契約プラン、契約満了月、工事費残債、利用中のオプションを確認します。
特におうち割光セットを使っている人は、指定オプションとして光BBユニットレンタル、Wi-Fiマルチパック、電話サービスが付いていることがあります。
契約内容を見ずに乗り換えると、不要になったオプションや返却機器を放置しやすくなります。
| 確認場所 | 見る内容 |
|---|---|
| My SoftBank | 契約プランと更新期間 |
| 請求明細 | 月額料金とオプション |
| 機器周辺 | 光BBユニットやONU |
| スマホ契約 | おうち割の有無 |
| 固定電話契約 | 電話番号の継続可否 |
承諾番号の取得
契約内容を確認したら、ソフトバンク光で事業者変更承諾番号を取得します。
ソフトバンク光では、電話窓口や電話サポート予約を通じて番号を取得する流れになります。
番号の有効期間は15日間なので、ドコモ光へ申し込む日を決めてから取得するほうが無駄がありません。
- 乗り換え先を決めてから取得する
- 有効期限内に申し込む
- 契約名義を正確に伝える
- オプションの扱いも同時に聞く
- 番号をメモだけでなく画面保存する
ドコモ光の申し込み
承諾番号を取得したら、有効期限内にドコモ光へ事業者変更で申し込みます。
申し込み時には、事業者変更承諾番号、現在の契約名義、住所、希望する料金プラン、プロバイダ、光電話の有無を確認されます。
ドコモ光側では契約事務手数料が発生し、切り替えた月の翌月以降の利用料金とあわせて請求されるのが一般的です。
申し込みが完了すると、ドコモから開通の案内や必要書類が届き、切り替え日を迎える流れになります。
費用の見落としはどこで起きる?
乗り換え費用は、ドコモ光側で払う初期費用だけを見ても正確には判断できません。
ソフトバンク光側で最後に発生する費用と、スマホ割の変化を同じ表に並べて確認すると、実質的な損得が見えやすくなります。
契約解除料
ソフトバンク光は、契約期間のあるプランを更新期間外で解約すると契約解除料が発生する場合があります。
契約満了月の当月、翌月、翌々月は解除料がかからない期間として扱われるケースがあるため、急ぎでなければこの期間に合わせると負担を減らしやすいです。
自動更新なしプランなら解除料がかからないため、自分の契約がどのタイプかを先に確認する必要があります。
| 契約状態 | 確認ポイント |
|---|---|
| 2年自動更新 | 更新期間外の解除料 |
| 5年自動更新 | テレビセット条件の有無 |
| 自動更新なし | 解除料なしの可能性 |
| オプション契約あり | 別途解除料の可能性 |
| 契約時期が古い | 旧条件の確認 |
工事費残債
工事費を分割払いにしている場合、乗り換え時に残債が一括請求されることがあります。
月額割引で工事費が実質無料に見えていても、途中で解約すると残りの支払いが残るケースがあるため注意が必要です。
残債が大きい場合は、更新期間だけでなく、工事費の支払い完了月まで待つ判断もあります。
- 工事費の分割回数
- 現在までの支払い回数
- 残りの請求額
- 割引終了月
- 乗り換え特典で補える範囲
月額料金
ソフトバンク光の1ギガは、2年自動更新プランの場合、戸建てが月額5,720円、マンションが月額4,180円です。
ドコモ光1ギガのタイプAとタイプCは、2年定期契約の場合、戸建てが月額5,720円、マンションが月額4,400円です。
戸建てでは基本料金が同じ水準になりやすく、マンションではドコモ光のほうが少し高くなるケースがあります。
そのため、ドコモのスマホセット割が使えるかどうかが、総額の判断に大きく影響します。
ドコモ光のプロバイダ選びで差が出る
ドコモ光へ乗り換えるときは、回線名だけでなくプロバイダまで選ぶ必要があります。
プロバイダは月額料金、IPv6接続、ルーター、メールアドレス、サポート内容に関係するため、乗り換え後の使い勝手を左右します。
タイプA
ドコモ光1ギガで料金を抑えたい場合は、まずタイプAのプロバイダから確認すると比較しやすいです。
タイプAはプロバイダ料金込みで、戸建ては月額5,720円、マンションは月額4,400円のプランが中心になります。
タイプBより月額料金が低くなりやすいため、特別に使いたいプロバイダがない人には候補にしやすい選択肢です。
| タイプ | 向いている人 |
|---|---|
| タイプA | 料金を抑えたい人 |
| タイプB | 特定プロバイダを使いたい人 |
| タイプC | 対象ケーブルテレビ設備を使う人 |
| 単独タイプ | プロバイダを別契約したい人 |
IPv6
ソフトバンク光では、光BBユニットを使った高速接続環境で利用している人が多いです。
ドコモ光へ切り替えると、利用するプロバイダのIPv6接続方式やルーター条件に変わります。
前のプロバイダ側でIPoE方式の廃止が完了していないと、新しいIPv6通信の開通が遅れる可能性があります。
- 現在のIPv6方式
- 切り替え予定日
- 新プロバイダの対応方式
- ルーターの対応状況
- 前プロバイダ側の廃止手続き
メールアドレス
ソフトバンク光のプロバイダ系メールを使っている場合は、乗り換え後に同じメールアドレスを使えなくなる可能性があります。
銀行、通販、仕事、SNS、サーバー管理などに登録しているメールアドレスを変更せずに乗り換えると、重要な通知を受け取れなくなることがあります。
メールを多用している人は、ドコモ光の申し込み前に主要サービスの登録アドレスをGmailなどの独立したメールへ移しておくと安心です。
プロバイダ提供メールを残せる有料コースがある場合もありますが、長期的には回線契約に縛られないメールへ移行したほうが管理しやすくなります。
切り替え後に困らないための準備
ドコモ光の申し込みが終わっても、切り替え日までに準備しておきたいことがあります。
特にルーター、固定電話、返却機器、スマホ割の切り替えを放置すると、開通後にネットが遅い、電話が使えない、余計な請求が来るといった不満につながります。
ルーター
ソフトバンク光で使っていた光BBユニットは、ソフトバンク側のレンタル機器なので、ドコモ光のルーターとしてそのまま使い続ける前提にはしないほうが安全です。
ドコモ光では、プロバイダのルーターレンタルや自分で用意する市販ルーターを使う形になります。
IPv6対応の条件を満たしていないルーターを使うと、速度が出にくかったり接続設定でつまずいたりする可能性があります。
| 機器 | 乗り換え時の扱い |
|---|---|
| ONU | NTT機器として継続利用の場合あり |
| 光BBユニット | 返却対象になりやすい |
| 市販ルーター | IPv6対応を確認 |
| ホームゲートウェイ | 電話契約で必要になる場合あり |
| 無線LANカード | 返却や契約継続を確認 |
固定電話
光電話を使っている場合は、切り替え日当日に電話が問題なく使えるか確認します。
NTTの加入権を持つ番号なのか、光電話で新たに発番された番号なのかによって、番号継続の確認方法が変わることがあります。
仕事用や店舗用の番号を使っているなら、ネットよりも先に電話番号の継続可否を確定させてください。
- 現在の電話サービス名
- 番号の発番元
- 番号ポータビリティの可否
- 切り替え予定日
- 電話機器の接続方法
特典
ドコモ光への乗り換えでは、ドコモ公式、ドコモショップ、家電量販店、プロバイダ、代理店など、申し込み窓口によって特典が変わることがあります。
ただし、特典額だけで選ぶと、受け取り時期、申請方法、オプション加入条件、途中解約時の扱いを見落としやすくなります。
キャッシュバックを重視する場合でも、受け取り条件が簡単で、不要なオプションが少ない窓口を選ぶほうが失敗しにくいです。
ドコモスマホを使っている家庭なら、単発の特典よりも毎月のセット割を優先して総額を比べると判断しやすくなります。
番号取得前の確認で乗り換えの失敗は減らせる
ソフトバンク光からドコモ光への乗り換えは、事業者変更を使えば比較的スムーズに進めやすい手続きです。
ただし、承諾番号の有効期限、ソフトバンク光側の解除料、工事費残債、オプション満額請求、光BBユニット返却、固定電話番号、IPv6接続の切り替えを確認せずに進めると、想定外の手間や費用が出ることがあります。
判断の中心は、ドコモスマホのセット割を使えるか、ソフトバンクやワイモバイルの割引を失っても総額で安くなるか、現在の解約費用をどこまで抑えられるかです。
まずはMy SoftBankで契約内容と費用を確認し、ドコモ光で申し込むプランとプロバイダを決めてから、事業者変更承諾番号を取得する流れが安全です。
乗り換えの順番を守れば、回線工事や空白期間を最小限にしながら、スマホ割と月額料金を含めた総額で納得しやすい切り替えができます。
光回線の設置をスムーズにする長さが好評
