PS4だけ遅いときの原因特定と即効対処法|最短で通信もダウンロードも改善する優先チェックリスト

木製デスクに置かれた白いWi-Fiルーター
通信不良

オンライン対戦でラグが増えたりアップデートのダウンロードが遅くて遊べないと、本当に困りますよね。

PS4だけ遅い状況はルーター設定や有線・無線の切り分け、NATやDNSといった設定、さらには本体のハード故障まで原因が多岐に渡ります。

本稿では速度測定からPing・ジッター確認、設定の優先変更、ダウンロード対処や回線見直しの判断基準まで、最短で原因を特定して改善する実践的な手順を分かりやすく案内します。

まずは簡単なチェックから順に進めて、確実に問題を絞り込みましょう。

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PS4だけ遅い原因の特定手順

木製デスクに置かれた白いWi-Fiルーター

PS4だけ遅いと感じたときに順を追って原因を絞り込む手順を示す。

各項目をひとつずつ確認することで問題箇所が明確になり対応が早くなる。

ネットワーク速度測定

まずはPS4本体でネットワーク速度を測定する手順を行う。

PS4本体の設定メニューから「ネットワーク」「インターネット接続を診断する」を選んで測定を実行する。

同じ時間帯にパソコンやスマートフォンでSpeedtestなどのサービスを使って回線速度を測定する。

ダウンロード速度とアップロード速度の差が大きい場合やPS4の測定値だけ極端に低い場合はPS4側の問題を疑う。

他端末との速度比較

比較は同じルーター、同じ周波数帯、同じ室内場所で行うと精度が上がる。

他端末が有線接続なら有線同士で、無線接続なら同じ5GHzまたは2.4GHz帯で比べる。

比較時は他のダウンロードやストリーミングを停止して帯域の占有を避ける。

他端末が正常でPS4だけ遅い場合はPS4設定や端末固有の問題を詳しく調べる。

有線/無線の切り分け

まずはPS4を有線LANケーブルでルーターに直接接続して速度を確認する。

有線で速くなるなら無線環境に原因がある可能性が高い。

無線でも速度が出るか確認したいときは以下の手順を試す。

  • ルーター近くでPS4をテストする
  • 5GHz帯に接続して比較する
  • ルーターのチャンネルを変更する
  • 中継機を使って電波状況を改善する

有線で改善しない場合はケーブルやLANポートに問題がないかも確認する。

Pingとジッター測定

オンライン対戦や遅延が体感される場合はPingとジッターのチェックが重要になる。

パソコンからps4の接続先サーバーやPlayStation Networkに対してpingコマンドで応答時間を測定する。

海外サーバーや遠方サーバーに対してPingが高い場合は回線経路の問題やプロバイダ側の混雑を疑う。

ジッターが大きいとラグの発生が不安定になるので可能ならジッター測定機能のあるツールで確認する。

NATタイプ確認

NATタイプはオンライン接続の安定性やマッチングに大きく影響する。

NATタイプの確認はPS4のネットワーク診断で現在のタイプを確認する。

NATタイプ 特徴 対策
タイプ1 直接接続
制限が少ない
特になし
安定を維持する
タイプ2 ルーター越しの接続
ほとんどのゲームで問題なし
UPnPを有効にする
ポート開放を行う
タイプ3 制限が大きい
マッチングや通信に支障が出る
UPnP設定を見直す
NATタイプ改善のためポート開放を行う

UPnPを有効にしても改善しない場合はルーターでポート開放やDMZ設定を検討する。

バックグラウンドダウンロード確認

PS4はアップデートやゲームのダウンロードをバックグラウンドで行うと通信が圧迫される。

ダウンロード中はダウンロードを一時停止または終了して速度を確認する。

休止モードや自動ダウンロード設定で更新が行われていないかを設定画面で確認する。

他の端末でも大容量のアップロードやクラウド同期が動いている場合はそちらを停止して再検証する。

PS4だけ遅いときの設定変更

斜め上から撮影された黒いWi-Fiルーター

PS4だけ遅いと感じる場合は本体側のネットワーク設定を見直すと改善することが多いです。

簡単に試せる設定変更を順に行えば原因の切り分けがしやすくなります。

DNS変更

DNSを変更すると名前解決の速度が改善して読み込みが速くなることがあります。

PS4での設定は設定メニューのネットワークからインターネット接続を設定しDNSを手動入力します。

おすすめのDNS例は次の通りです。

  • Google Public DNS 8.8.8.8 8.8.4.4
  • Cloudflare 1.1.1.1 1.0.0.1
  • OpenDNS 208.67.222.222 208.67.220.220

変更後はインターネット接続をテストして応答時間やダウンロード速度を確認してください。

MTU設定

MTUは1回に送れるパケットサイズを決める値で不適切な値だと通信が遅くなったり断続的になることがあります。

プロバイダやルーターの環境によって最適値が変わるため複数の値を試すのがおすすめです。

MTU値 想定される効果
1500 最大スループットが得られる場合あり
一部環境で断片化が発生する可能性あり
1473 PPPoEやNATで安定しやすい
ゲーム通信が改善することがある
1400 断片化回避に有効な場合あり
スループットが低下する可能性あり

PS4での変更手順は設定からネットワークを選びインターネット接続の設定をカスタムで進めMTUを手動入力します。

値を変えたら接続テストを行い安定性と速度を比較してください。

自動ダウンロード停止

バックグラウンドで自動ダウンロードが動作しているとオンライン対戦やストアの読み込みが遅くなることがあります。

不要な自動ダウンロードは停止して帯域を確保するのが効果的です。

  • 設定メニューを開く
  • 省電力設定を確認する
  • 自動ダウンロードのチェックを外す
  • 手動で更新を行う習慣をつける

停止後はダウンロードやアップデートを必要なタイミングで手動実行してください。

休止モード設定

休止モードでネットワーク接続が許可されていると本体がダウンロードを行い回線を占有することがあります。

休止モードの設定を見直してネットワーク接続を切るか自動ダウンロードを無効にすると改善する可能性があります。

設定は省電力設定内の休止モードの機能でネットワーク接続を許可するかどうかを切り替えてください。

変更後は休止モードに移行してから通信状況を確認し問題が解消しているかチェックしてください。

PS4だけ遅いときのダウンロード対処法

アンテナ付きの白いWi-Fiルーターのクローズアップ

PS4のダウンロードが他の機器より遅く感じるときに試したい対処法をまとめました。

原因はキューの混雑や帯域の割当て、キャッシュの影響などが考えられます。

ダウンロードキュー整理

ダウンロードのキューを確認して不要な項目を停止するだけで速度が回復することがあります。

状態 対処
複数のゲームが並列 優先したいダウンロードを残す
バックグラウンド更新中 自動アップデートを一時停止
ダウンロード待ちのアイテム多数 不要をキャンセル

ダウンロード帯域確保

ルーターやネットワークの設定でPS4に優先的に帯域を割り当てると安定します。

以下の方法を試してください。

  • 有線接続に切り替え
  • ルーターのQoS設定を有効化
  • Wi-Fiのチャンネルを変更
  • 他の機器の通信を制限
  • ファームウェアの更新確認

速度測定はPS4から直接行うのがおすすめです。

セーフモードのキャッシュ消去

PS4をセーフモードで起動してキャッシュを消去すると一時的な不具合が解消することがあります。

セーフモードでの操作は慎重に行ってください。

PS4本体の電源を切り完全にオフにします。

電源ボタンを長押ししてセーフモードで起動します。

メニューからキャッシュ消去に相当する項目を選び実行します。

一時ファイル削除

一時ファイルやダウンロード残りデータを手動で削除すると改善する場合があります。

セーブや設定のバックアップを取ってから行うと安全です。

ライブラリのダウンロード履歴を確認して中断されたファイルを削除します。

必要に応じてアプリを再インストールしてクリーンな状態で再ダウンロードします。

それでも改善しない場合はルーターの再起動やプロバイダーへの確認を検討してください。

PS4だけ遅いときのオンライン遅延確認

電源アダプターが接続された白い無線ルーター

PS4だけ遅い場合はネットワークのどこに問題があるかを順に確認する必要があります。

まずは遅延の数値を取って比較することで原因を絞り込めます。

Pingとジッター

Pingは応答速度の目安になりジッターは揺らぎを示します。

PS4本体のネットワーク診断やパソコンからのpingコマンドで値を計測します。

オンライン対戦で不利になるのはPingが高い場合とジッターが大きく不安定な場合です。

測定項目 目安値
Ping <50ms
ジッター <30ms
ダウンロード速度 10Mbps以上
アップロード速度 1Mbps以上

測定結果をルーター直結のPCとPS4で比較すると有線/無線の違いを見つけやすいです。

数値が悪ければ次の設定で改善を試みます。

ポート開放

NATタイプが厳しいと通信遅延やフレンドとの接続問題が起きやすくなります。

PS4に静的なローカルIPを割り当ててルーターでポートを転送します。

  • TCP 80
  • TCP 443
  • TCP 3478
  • TCP 3479
  • TCP 3480
  • UDP 3478
  • UDP 3479

ルーターの管理画面でポートフォワーディングを追加してPS4のローカルIPを指定します。

設定後はルーターとPS4を再起動して接続状況を再チェックします。

UPnP設定

UPnPを有効にするとルーターが自動で必要なポートを開放してくれます。

家庭内の機器が増えている場合は手動でポート開放するより簡単に動作することが多いです。

セキュリティ上の懸念がある場合はルーターのファームウェアを最新にしてから有効にしてください。

設定変更後はPS4を再起動してNATタイプが改善されているか確認します。

QoS設定

QoSでPS4を優先すると他デバイスの通信に阻害されにくくなります。

多くのルーターではIPアドレスやMACアドレスで優先度を設定できます。

回線が混雑しやすい時間帯はダウンロードやストリーミングを抑えてPS4を優先してみてください。

設定後はオンライン対戦での遅延やラグの改善を実際にプレイして確認します。

PS4だけ遅いときの有線接続チェック

インターネット回線の接続状況を示すルーターのLEDランプ

PS4だけ遅いと感じたらまずは有線接続まわりを順に確認すると原因が絞れます。

ゲームや動画のラグは有線でも発生するため落ち着いて点検を進めることが大切です。

以下の項目を順番にチェックすることで問題の切り分けがしやすくなります。

LANケーブル規格

LANケーブルのカテゴリによって実効速度や安定性が変わることがあります。

古いCat5などだとギガビット通信に対応していない場合があるため確認が必要です。

  • Cat5
  • Cat5e
  • Cat6
  • Cat6a
  • Cat7

ケーブルが損傷している場合は断線やノイズで速度低下を招くので新品との交換を検討してください。

LANポート動作確認

PS4本体のLANポートに埃やピン曲がりがないか目視で確認してください。

ルーターやスイッチ側のポートを別のポートに差し替えて挙動が変わるか確かめてください。

リンクランプが点灯しているか点滅しているかで物理的な接続状態を判断できます。

可能ならPCや別の機器で同じケーブルと同じポートを使い通信速度を測って比較してください。

スイッチの接続確認

状況 対処
リンクランプ点灯 ケーブルとポートの再接続を試す
リンクランプ消灯 別ポートへ接続またはケーブル交換を行う
断続的に切断 スイッチの電源再投入とファーム更新を確認
複数機器のみ遅い ポートの故障を疑い交換を検討

管理用スイッチを使っている場合はVLAN設定や帯域制御がかかっていないか確認してください。

未管理スイッチでも過負荷や老朽化で性能が落ちることがあるため注意が必要です。

有線速度測定

PS4の本体設定にあるインターネット接続テストで速度と応答時間を確認してください。

ルーターに直接LANを繋いだPCでSpeedtestなどを実行しPS4の結果と比較してください。

PCで問題なく高速が出るのにPS4だけ遅い場合はPS4側のネットワーク設定やソフトウェアを疑います。

PS4の自動取得DNSを手動でGoogle DNSやCloudflare DNSに変更して改善するか試してください。

最後にルーターとPS4を再起動しファームウェアやシステムソフトウェアの更新がないか確認してください。

PS4だけ遅いときの無線接続チェック

黒いWi-Fiルーターの背面LANポート

PS4だけ遅い場合はまず無線周りの設定と電波環境を確認してください。

順にチェックすれば原因を絞り込みやすくなります。

周波数帯(2.4GHz/5GHz)

2.4GHz帯は障害物に強く遠くまで届きやすい性質があります。

5GHz帯は伝送速度が速く混雑に強い反面届く距離は短くなりやすいです。

ルーターとPS4の距離や間にある壁などの状況を見て周波数帯を選んでください。

ルーターが両方の帯域に対応している場合はPS4を5GHz帯に接続できるか試すと改善することがあります。

チャンネル干渉

近隣のWi‑Fiや電子機器が同じチャンネルを使っていると速度低下が起きやすくなります。

  • 近隣のネットワークのチャンネル確認
  • 空いているチャンネルへの手動変更
  • ルーターの自動チャンネル切替の確認
  • 電子レンジやBluetooth機器との距離調整

スマートフォンのWi‑Fiアナライザーで混雑状況を可視化すると対策が簡単になります。

電波強度

無線が弱いと速度が出にくくなります。

電波強度はスマートフォンのアプリやルーターの管理画面で確認できます。

信号レベル 目安
良好 -50dBm未満
注意 -70~-50dBm
要改善 -70dBm以上

電波が弱ければルーターの設置場所を変えるか中継機やメッシュを検討してください。

中継機・メッシュ導入

中継機は既存のWi‑Fiの届かない場所を補う費用対効果の高い手段です。

メッシュWi‑Fiは家全体を安定したネットワークで覆いたい場合に有効です。

どちらを選ぶかは家の間取りや予算と相談してください。

可能ならPS4は有線LAN接続にすると最も安定して高速になります。

PS4だけ遅いときのハードウェア故障の見分け方

窓際に設置された白い縦型Wi-Fiルーター

PS4だけ遅いと感じたらソフト側だけでなくハードウェアの問題も疑うべきです。

症状を細かく観察することで故障箇所の切り分けがしやすくなります。

HDD/SSD動作異常

HDDやSSDの劣化は読み込み遅延やロード時間の増加を招くことがあります。

起動直後に長時間ロゴ画面に留まる場合やゲーム読み込みで頻繁に止まる場合はストレージを疑ってください。

動作音がいつもと違ってカタカタと鳴る場合は物理的な損傷の可能性があります。

  • 読み込みが非常に遅い
  • セーブデータ破損の発生
  • 異音がする
  • 頻繁にフリーズする

セーフモードでデータベースの再構築を試して挙動が改善するか確認してください。

外付けHDDや内蔵ストレージのクイック診断を行い交換で改善するか試すと故障の切り分けができます。

本体の過熱

過熱はパフォーマンス低下や動作の不安定化を引き起こします。

本体表面や通気口が熱くなっているかを触って確認してください。

ファンの音が普段より大きい場合や異音がある場合はファンや冷却経路の詰まりを疑います。

通気を妨げる設置状況やほこりの堆積がある場合は掃除や配置換えで改善することがあります。

自己対応が難しい場合はメーカーや専門業者に内部クリーニングやサーマルグリスの点検を依頼してください。

LANコネクタの物理損傷

ネットワーク関連の遅延だけがPS4で発生する場合はLANポートの物理故障を確認します。

ケーブルを差し替えて挙動が変わるかをまず試してください。

ポートに差し込んだときの感触が緩い場合やピンが曲がっている場合はコネクタの損傷が考えられます。

ルーター側のLANランプやPS4の通信インジケータの点灯状態も併せて確認してください。

物理的な破損が疑われる場合は無理に修復せず修理受付へ相談することをおすすめします。

電源関連の異常

電源周りの不具合は動作全体の不安定化や起動失敗につながります。

電源コードやACアダプターに断線や焼け跡がないか確認してください。

症状 確認項目
本体が起動しない 電源ケーブル接続状況
使用中に突然電源が落ちる 過熱の有無
電源ランプが点滅する 電源ユニットの異常

コンセントや延長コードの差し替えで症状が変わるか確認すると原因追究が早くなります。

電源ユニット交換や内部電源基板の故障は専門的対応が必要になるため修理を検討してください。

それでも原因が特定できない場合は公式サポートや認定修理店に相談するのが安全です。

PS4だけ遅いときに回線を見直す判断基準

自然光の中で撮影された黒いWi-Fiルーター

PS4だけ遅いと感じたときは機器側の問題と回線側の問題を区別することが重要です。

回線を見直すべきかどうかは時間帯の差やプロバイダの仕様、他のサービスでの影響、契約プランの性能を総合的に見て判断します。

速度の時間帯差

夜間や夕方の利用が集中する時間帯は回線の混雑で速度が落ちやすくなります。

同じ時間帯にスマホやPCで速度測定をしてPS4の結果と比較してください。

時間帯で極端に差が出る場合は回線の混雑が原因である可能性が高いです。

プロバイダの帯域制限

プロバイダが特定の通信に対して帯域制限を行っているケースがあります。

契約約款やFAQで制限ポリシーを確認してください。

VPNを使って通信経路を変えたときに改善するならプロバイダ側の制限が疑われます。

他サービスでの影響確認

PS4だけが遅い場合でも他の機器やサービスの影響で間接的に速度が落ちていることがあります。

  • PCでの速度測定
  • スマホでの動画視聴チェック
  • ルーター再起動の有無確認
  • 有線接続での挙動確認

回線プランの上位比較

契約中の回線プランの上位プランと比較して現在の速度が見合っているかを確認してください。

実効速度が必要なプレイ環境に達していないならプラン変更を検討しましょう。

プラン 目安実効速度
フレッツ光 1Gbps 200-900Mbps
光コラボ 1Gbps 100-700Mbps
5Gホームルーター 50-300Mbps

PS4だけ遅い問題を最短で解消する優先手順

木製デスクの上に設置された黒いWi-Fiルーター

まずはPS4本体とルーターを両方再起動して接続をリフレッシュしてください。

次にWi-Fiではなく有線LANで接続して速度が改善するか確認してください。

同じネット回線でスマホやPCが快適ならPS4側の設定や負荷が原因です。

ダウンロードやアップロードのバックグラウンド処理を停止して不要なアプリを終了してください。

DNSをGoogle Public DNSやCloudflareに変更して速度差を確認してください。

セーフモードでデータベースの再構築を試し、外付けHDDを使っている場合は取り外して再試行してください。

PS4のシステムソフトが最新か確認し、本体の発熱やHDDの故障も疑ってください。

それでも改善しない場合はプロバイダの回線品質確認やPlayStationサポートへの問い合わせを優先してください。

以上の手順を順に試すと短時間で原因を絞りやすくなります。

通信不良