auひかりで固定電話を2番号使う判断基準7つ|費用と配線の落とし穴まで整理!

窓際に置かれた黒いWi-Fiルーター
auひかり

auひかりで固定電話を2番号使いたい場合、最初に理解しておきたいのは、2番号の利用可否や条件です。仕事用とプライベート用で番号を分けたい人、親世帯と子世帯で番号を分けたい人、FAX用と通話用を分けたい人にとって、2番号の可否は契約前に確認しておきたい重要なポイントです。

ただし、月額料金だけで判断すると、ホームゲートウェイやスイッチングHUB、マンションタイプごとの制限、番号ポータビリティの条件を見落としやすくなります。

特に他社のひかり電話やNTT加入電話から番号を引き継ぐ場合は、どの番号を残せるのか、どの番号が将来戻せない可能性があるのかを先に整理しておく必要があります。

ここでは、auひかりの固定電話で2番号を使うときの仕組み、料金、配線、申し込み前の確認点を、実際に契約判断しやすい順番で整理します。

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auひかりで固定電話を2番号使う判断基準7つ

コンセントに直接接続された白い無線ルーター

auひかりの固定電話で2番号を使えるかどうかは、料金だけでなく、契約数、機器構成、住居タイプ、番号の由来によって変わります。

まずは、申し込む前に必ず確認したい7つの判断基準を押さえると、自分の家で現実的に使えるかどうかを判断しやすくなります。

特に「番号を追加する」という言い方だけで考えると、実際に必要な機器や手続きの流れを誤解しやすいため注意が必要です。

最大2契約まで

auひかり電話サービスは、auひかりの1回線に対して最大2契約まで利用できる仕組みです。

つまり、固定電話を2番号で使いたい場合は、基本的に1契約目の電話サービスに加えて、2契約目の電話サービスを追加する形で考えます。

この上限を超えて3番号以上を一般的な固定電話番号として増やす前提にはしにくいため、家庭内の用途を2つまでに絞ることが現実的です。

仕事用と家庭用を分ける程度なら合いやすい一方で、複数店舗や複数部署のように多数の番号を使いたい場合は、法人向け回線やクラウド電話も検討したほうが安全です。

1契約で2番号ではない

auひかりで固定電話を2番号使う場合、NTTのひかり電話にあるような単純な追加番号の感覚とは少し異なります。

実務上は、電話サービスを2契約にして、それぞれに電話番号と電話機を紐づけるイメージで考えると理解しやすくなります。

そのため、1台のホームゲートウェイに番号だけを追加して、設定画面で着信先を細かく分けるような前提で考えるとズレが生じます。

2番号を使いたい理由が「電話機を分けたい」なのか、「番号だけ分けたい」なのかによって、auひかりが合うかどうかの判断も変わります。

2契約目の月額料金

auひかり電話の基本料金はネットサービスの月額料金に追加して発生し、2契約目は1契約目とは別に月額料金がかかります。

2026年5月時点の案内では、電話サービス1契約目は月額770円、2契約目は月額495円が目安になります。

ただし、通話料、電話ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料、必要に応じた電話オプション料金は別に考える必要があります。

項目 目安
1契約目 月額770円
2契約目 月額495円
通話料 利用分を加算
公的負担金 番号ごとに確認
注意点 オプションは別料金

ホームゲートウェイ2台

2契約目の電話サービスを使う場合は、2台目のホームゲートウェイが必要になるのが大きな特徴です。

申し込みにより追加のホームゲートウェイが届くため、電話機を2台使う前提で設置スペースと電源コンセントを確保しておく必要があります。

ホームゲートウェイが2台になると、配線が増えるだけでなく、ONU周辺やルーター周辺が混雑しやすくなります。

棚の奥に機器を押し込むと熱がこもりやすく、電話やネットの不調時に確認しにくくなるため、見える場所に整理して置けるかも判断材料になります。

スイッチングHUB

2台目のホームゲートウェイを接続するには、原則として指定条件を満たすスイッチングHUBが必要になります。

HUBを用意していない場合、工事や接続作業が予定どおり進まない可能性があるため、開通前に準備しておくことが重要です。

特に10ギガや5ギガなど高速サービスを使う場合は、速度に対応したHUBを選ばないと、電話だけでなくネット側の構成にも影響が出る可能性があります。

  • 指定条件に合うHUB
  • 必要本数のLANケーブル
  • 電話機2台
  • 電話ケーブル2本
  • 電源コンセントの空き

マンションの制限

auひかりマンションでは、建物の配線方式やタイプによって2契約目の電話サービスを利用できない場合があります。

一部のマンションタイプでは2契約目に対応していない案内があるため、戸建てと同じ感覚で判断しないほうが安全です。

同じauひかりマンションでも、タイプV、タイプG、タイプF、マンションギガなどで条件が異なるため、契約書面やMy auの契約タイプを先に確認する必要があります。

集合住宅では利用者側で配線方式を変更できないことが多いため、申し込み前に対応可否を確認するだけで無駄な手戻りを避けられます。

番号引き継ぎ

現在使っている固定電話番号をauひかりに引き継ぎたい場合、番号の出どころによって扱いが変わります。

NTT加入電話で発番された番号は引き継げる可能性がありますが、他社光電話で新しく発番された番号やKDDIで新しく発番された番号は、将来NTT加入電話へ戻せない場合があります。

番号を長く使い続けたい人ほど、今の番号がどこで発番されたものかを確認してから申し込む必要があります。

特に仕事用番号や親族に長年伝えている番号は、乗り換え後の出口まで含めて判断したほうが後悔しにくくなります。

2番号を申し込む前に費用で見落としやすい部分

デスク上に設置された黒い無線ルーターとモデム

auひかりの固定電話を2番号で使う場合、追加されるのは2契約目の月額料金だけではありません。

実際には通話料、電話番号ごとの負担金、オプション料金、機器まわりの準備費用も含めて見ておく必要があります。

毎月の差額は小さく見えても、長く使うほど累積費用が大きくなるため、用途に対して必要十分かを考えることが大切です。

基本料金

auひかり電話の1契約目は、インターネット契約に追加する固定電話サービスとして月額770円が基本の目安です。

2番号を使う場合は2契約目の料金が加わるため、電話部分だけでも毎月の固定費が増えます。

さらに、電話番号ごとに関連する公的負担金や通話料が発生するため、単純に770円と495円だけで総額を判断しないほうが安全です。

費用項目 見方
電話基本料 毎月固定
2契約目料金 追加で固定
通話料 発信量で変動
負担金 番号ごとに確認
機器費用 HUBなどを確認

追加契約

2契約目は月額495円という案内だけを見ると安く感じやすいですが、実際には2つ目の電話回線として使うための環境整備が必要です。

2台目ホームゲートウェイは追加で届くとしても、設置場所や配線の取り回しは利用者側で考える必要があります。

HUBやLANケーブルを新たに準備する場合は、初期費用として数千円程度の出費が発生する可能性があります。

電話機を新しく買い足す場合は、番号表示対応やFAX対応など、用途に合う機種を選ぶ費用も含めて考えたほうが現実的です。

付加サービス

2番号を使う目的が仕事用や親世帯用の場合、発信番号表示や着信転送などの付加サービスも必要になることがあります。

着信相手を確認したい、営業時間外だけ転送したい、迷惑電話対策をしたいといった要望があるなら、番号ごとに必要な機能を整理しておくと無駄が減ります。

固定電話番号を分けても、必要なオプションを付け忘れると、想定していた使い勝手にならない場合があります。

  • 発信番号表示
  • 番号通知リクエスト
  • 着信転送
  • 迷惑電話対策
  • 割込通話

2台の電話機を別々に使う配線の考え方

青いカーテンの前に設置された黒い無線ルーター

auひかりで固定電話を2番号使う場合、契約だけでなく配線の理解も重要です。

2番号それぞれを別の電話機で使うには、ONU、スイッチングHUB、ホームゲートウェイ2台、電話機2台のつながりをイメージしておく必要があります。

配線の全体像を先に把握しておくと、工事当日や機器到着後に慌てにくくなります。

ONUから分岐

一般的な構成では、ONUからスイッチングHUBへ接続し、そこから1台目と2台目のホームゲートウェイへ分ける流れになります。

それぞれのホームゲートウェイに電話機を接続することで、2つの電話契約を別々の電話機で使えるようになります。

このため、電話番号ごとに電話機を分けたい用途には向いていますが、1台の電話機だけで2番号を自在に切り替えるような使い方には向きにくいです。

機器 役割
ONU 光回線の終端
HUB 接続の分岐
1台目HGW 1番号目の電話
2台目HGW 2番号目の電話
電話機 各番号で利用

電話機の置き場所

2番号を別々の電話機で使う場合、電話機を同じ部屋に置くのか、別々の部屋に置くのかを先に決めておく必要があります。

電話機を別室に置きたい場合は、電話ケーブルやLANケーブルの長さ、配線の通し方、ドアや壁まわりの取り回しが問題になりやすいです。

無理に長いケーブルを床に這わせると、見た目が悪いだけでなく、足を引っかける原因にもなります。

親世帯と子世帯で分ける場合や自宅事務所で使う場合は、電話機の位置を生活動線と仕事動線に合わせて決めると使いやすくなります。

高速サービス

auひかりホームの高速サービスを利用している場合、HUBの性能が配線構成の重要な確認点になります。

10ギガや5ギガのサービスでは、10GBASE-Tに対応したスイッチングHUBが必要になる案内があるため、古いHUBを流用できない可能性があります。

安いHUBをなんとなく選ぶと、電話サービスの接続条件だけでなく、ネット速度のボトルネックになる場合もあります。

  • 10ギガ対応の有無
  • ポート数の余裕
  • 設置場所の放熱
  • 電源の取りやすさ
  • 動作確認情報

番号引き継ぎで後悔しないための確認点

木目の床に設置された白い無線ルーター

固定電話を2番号で使うときは、新しい番号を発番するのか、今の番号を引き継ぐのかで注意点が変わります。

番号は一度移行すると、将来別サービスへ戻すときに制限が出る場合があるため、入口だけでなく出口も見て判断することが大切です。

特に事業用番号や長年使っている自宅番号は、移行後の扱いを曖昧にしたまま申し込まないほうが安心です。

NTT加入電話由来

NTT加入電話で発番された番号は、auひかり電話へ番号ポータビリティできる可能性があります。

この場合、NTT加入電話の契約者名義、契約住所、電話番号などの情報が必要になるため、申し込み前に書類や契約情報を確認しておくと手続きがスムーズです。

番号を引き継ぐとNTT加入電話は休止扱いになることがあり、休止工事費や休止票の保管も意識する必要があります。

確認項目 理由
契約名義 照合に必要
登録住所 不一致防止
電話番号 移行対象確認
休止票 将来の手続き用
費用 休止工事費確認

他社発番

フレッツ光のひかり電話など、NTT加入電話以外の電話サービスで新しく発番された番号は、将来の番号ポータビリティに制限が出る場合があります。

auひかりに移したあとで再びNTT加入電話へ戻せない番号になる可能性があるため、番号を長期的に維持したい人は特に注意が必要です。

電話番号そのものを資産として使っている店舗、個人事業、親族連絡用の番号では、乗り換え後の自由度を必ず確認したほうが安全です。

新しい番号でも問題ない用途なら大きな障害になりにくいですが、番号変更が困る用途では慎重に判断するべきです。

先に解約しない

現在使っている他社電話サービスを番号ポータビリティでauひかりへ切り替える場合、利用者が先に解約してしまうと番号を引き継げなくなる可能性があります。

切り替え対象の電話サービスは、auひかり電話への切り替えが完了してから自動解約になる流れが案内されている場合があります。

電話ランプの状態や切り替え完了のタイミングを確認するまでは、自己判断で旧回線を解約しないことが重要です。

  • 先に旧電話を解約しない
  • 切り替え完了を確認
  • 電話ランプを確認
  • ネット契約は別途確認
  • 不備連絡に注意

用途別に見る2番号以外の選択肢

自然光の中で撮影された黒いWi-Fiルーター

auひかりで固定電話を2番号使う方法は便利ですが、すべての人に最適とは限りません。

番号を分けたい理由によっては、050番号、スマホ、転送サービス、クラウド電話のほうが安く柔軟に使える場合もあります。

固定電話番号にこだわる必要があるかどうかを用途別に整理すると、過剰な契約を避けやすくなります。

050番号

固定電話の地域番号に強いこだわりがない場合は、050番号サービスを使う選択肢もあります。

auひかりの050番号サービスでは、050から始まる番号を利用でき、050番号サービス加入者同士などで通話料が有利になる場合があります。

ただし、050番号は地域性のある市外局番ではないため、店舗や地域密着の事業で信頼感を重視する場合には向かないことがあります。

選択肢 向く用途
2契約目 固定番号を分けたい
050番号 低コストで番号追加
スマホ 外出先中心
転送 着信管理中心
クラウド電話 事業利用中心

着信転送

番号を2つ持ちたい理由が「電話を取り逃したくない」だけなら、2番号化ではなく着信転送で足りる場合があります。

自宅の固定電話にかかってきた電話をスマホへ転送できれば、外出先でも対応しやすくなります。

ただし、着信転送は番号を分ける機能ではないため、家庭用と仕事用の番号を明確に分離したい用途には向きません。

番号の分離が必要なのか、着信の取り逃し対策が目的なのかを切り分けることが大切です。

スマホ代替

仕事用の電話を分けたいだけなら、スマホの副回線や通話アプリを使うほうが柔軟な場合があります。

固定電話番号は信用面でメリットがありますが、外出が多い人や折り返し対応が中心の人にはスマホのほうが運用しやすいこともあります。

家族が固定電話を使い、事業用はスマホで受けるように分ければ、2台目ホームゲートウェイやHUBの準備を避けられます。

  • 外出先で受けやすい
  • 配線が不要
  • 導入が早い
  • 番号管理が簡単
  • 固定番号の信用は弱め

2番号は用途と配線を先に決めると迷いにくい

デスク上に設置された黒い無線ルーターとモデム

auひかりで固定電話を2番号使う場合は、1つの電話契約に番号だけを追加するというより、電話サービスを2契約にして2台のホームゲートウェイと電話機で使うイメージが基本です。

2026年5月時点では、1契約目の月額770円に加えて、2契約目は月額495円が目安になり、通話料や各種負担金、必要なオプション料金は別に考える必要があります。

2契約目にはスイッチングHUBや配線準備が関係し、マンションタイプによっては利用できない場合もあるため、契約タイプの確認は欠かせません。

番号ポータビリティでは、NTT加入電話由来の番号か、他社光電話やKDDIで新しく発番された番号かによって、将来の移行しやすさが変わる場合があります。

家庭用と仕事用を明確に分けたいなら2番号は有力ですが、着信を逃したくないだけなら転送、地域番号にこだわらないなら050番号、外出先中心ならスマホ代替も合わせて検討すると無駄のない選び方になります。

ハンズフリーで快適に通話できる電話機